出版社内容情報
ケチなだけでお金持ちになった人はいない。お金を「消費」するのではなく「循環」させることで、使えるお金がどんどん増える。
内容説明
安い方から２番目を選ぶ人は、お金持ちになれない。
目次
第１章 捨てることができる人は、お金持ちになれる。（相手９、自分１で、半々だ。；買った金額に惑わされず捨てることのできる人が、お金持ちになる。 ほか）
第２章 「税金が高い」と言うのは、金銭感覚がない証拠。（税金が高いと言っているうちは、金銭感覚がついていない。；老後は子供に面倒を見てもらおうとすると、金銭感覚がなくなる。自立できる人ほど、面倒を見てもらえる。 ほか）
第３章 お金持ちの財布には、２０００円札が入っている。（子供のころからギャンブルを禁止されて育つと、免疫がなくなってハマる。；ごちそうになったら、上司に「ごちそうになりました」と言える人が、お金持ちになる。 ほか）
第４章 「小さな損」に、乗ってみよう。（お金を使うことは、消費ではなく、循環。；お金も情報も友達も、執着を捨てた時に手に入る。 ほか）
第５章 お金の話を、タブーにしない。（転職先の条件は、「好き」、かつ「厳しい」で探す。；失敗しても楽しめる仕事が、本当に好きな仕事。 ほか）
著者等紹介
中谷彰宏［ナカタニアキヒロ］
１９５９年４月１４日、大阪府堺市生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。博報堂で８年間ＣＭプランナーの後、株式会社中谷彰宏事務所設立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ず〜みん
6
お借りした本。売り手側の戦略に乗せられるのではなく、自分の意志でお金を使うこと。そのためには自分の経験値を積む事が大事。小さな損を見極めるとそのリスクの先に成功の道筋があること、そもそも小さな失敗をしない限り人はコンフォートゾーン（今の立ち位置）から成長できないこと…。お金持ちは商才ではなく道徳も絡むのだ、ということが学べる一冊。2015/11/26
文々
2
お金持ちになるノウハウ本。「使ってもなくならない財産を持つ」「使わないものは捨てる」「お金を使ってお金を働かせる（やりたいことをやるなど行動する）」など。なるほどなぁと思うことがたくさん書いてあった。読みやすくて分かりやすくて納得もできて、実践もしやすくて良い本だった。文字の大きさ？ページの材質？分からないけど、ページの感じかなんか好きだと思った。2021/08/10
河野伸介
0
分かりやすく簡単な文章で書かれた薄い本です。お金持ちとそれ以外の人々の考え方の違い等が述べられています。使ったら無くなる財産と使っても無くならない財産について述べられており、なるほどなと思うこともありました。著者の書籍は非常に数が多く、今回が始めての読書だったのですが自己啓発の点では分かりやすい部類に入ると思いました。発行元のダイヤモンド社はサラリーマン向けの経済誌等の発行が有名ですので、著書ともマッチしていると思いました。もう少し込み入った内容の本でも良かったと思いますが通勤時間に読むには適しています。2013/05/30
まな坊
0
大人になった時に、「あいつのほうがボーナスが多かった」「同僚の中で給料の差がこれだけついている」、住んでいる地域によって「あっちのほうが高級住宅地だ」という比較をします。 あらゆることを勝ち負けで考えます。 お金には、そもそも勝ちも負けも存在しません。 お金はただの手段にすぎません。 他人と比較する習慣があるから、日本の企業はみんなを安心させるために横並びの給料にしたのです。横並びの給料にされると、一生懸命働く人が損をします。自分のほうが少ないとひねくれてしまう人の招いた自業自得なのです。 2011/12/13
