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出版社内容情報
思った事をわかりやすく伝えるには? 年間60冊の本を書き下ろし、多数の講演をこなす中谷彰宏が「話し方」の極意を公開。
内容説明
人に、納得してもらうのは、それほど難しいことではありません。聞き手を納得させることのできない人は、なんとか力ずくで、聞き手を説得しようとしてしまうから失敗するのです。説得は、難しい。でも、納得なら、簡単。話し手は、聞き手が納得するお手伝いをすればいいのです。
目次
第1章 説得力のある人は、結婚式のスピーチでわかる(結婚式で挨拶のヘタな人は、ふだんも説得力がない;昔話より、今日あった話に人はひかれる ほか)
第2章 説得力のある人は聞き手にエネルギーを伝えている(「でも」には「でも」が返って来る。「なるほど」には「なるほど」が返って来る;「へぇー!」という驚きが、「魔法のあいづち」になる ほか)
第3章 説得力のある人は、気配りを忘れない(「そういえば、私もこの間…」と人の話を途中で奪わない;言っても納得しない。話すことで納得する ほか)
第4章 説得力のある人は、「正解」よりも大切なことを知っている(顔が暗い。声が暗い。考え方が暗い。そんな人の話を誰も聞かない;正解を出すことよりも、納得してもらうほうが大事 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akira
23
中谷本。 勉強になった。いつも得ることの多い著者だが、今回は恥じる部分も多い。知るべきことをスタート地点に立つ前に知る。もう知りませんでしたで通じる年齢でもない。見る人は見ているではなく、見られているという意識。 人にものをすすめる機会が多くなってきたが、まだまだ自分の言いたいことを言ってるのを痛感する。もっとゴール地点から逆算して、ポイントポイントを明確化し、そこへのアプローチを考えていかないと。 「説得するのではなく、納得するお手伝いをする」2016/10/27
村上雄基
2
具体例が満載。理解→納得→行動。これには共感と驚きが必要。「でも」には「でも」,「なるほど」には「なるほど」。2013/02/12
viva_all
2
私語は話し手の責任。東京は厳しく、大阪では笑いを。悪口は名前を出さない。一番いい台詞は脇役や敵役。アイデアは広い部屋、説得は狭い部屋。話した満足感で納得する。後で質問してと先に伝える。正解でなく納得させる。雑談できないなら結論から。相手が前から考えていたと錯覚させる。2011/12/31
まな坊
2
「お客様がやろうとしているAという方向は間違っています。このままいくとダメになります。Bにしないとダメですよ」というのは簡単です。 ホンモノかニセ物かを見抜く骨董品の鑑定人。 キャリアを積んで見抜けるようになっても、骨董屋をニセ物と判断した時、それをどう相手に伝えるかが難しい。 ニセ物とわかった段階から、この人をどうやったら元気づけられるだろうと考えているといいます。 言い方、伝え方にサービスマン精神があるのです。ここでサービスマンとしての差がつきます。2008/08/08
あや
1
何気なく手に取ったが、営業・コンサル職向けのテクニックだけではなく、日常の雑談にも使えそうなマナーや心構えも詰まっていた。タイトルがタイトルなので、文も簡潔的で頭に入ってきやすい。広告代理店営業から芸能界まで様々な場を経験してきた著者の実話がちりばめられている。せっかく例に挙がる会話がわかりやすいのだから、全てのコツに実用例があれば良かったとも思う。2017/07/29