企業内人材育成入門―人を育てる心理・教育学の基本理論を学ぶ

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企業内人材育成入門―人を育てる心理・教育学の基本理論を学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 369p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478440551
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C2034

内容説明

「仕事は現場で覚えるもの…」「そんな教え方じゃ…」「この研修って役に立つの…」。教育や学習に関しては、誰もが一家言持っている。それは、各人の経験に基づいた、いわば「私の教育論」である。しかし、企業全体の教育システムを考えるとき、「私の教育論」はともすれば弊害をもたらしかねない。私にとってうまくいった方法が、必ずしも他のケースでうまくいくとは限らないからである。「人材育成」に関するさまざまな知恵を俯瞰的に学ぶことの意味がここにある。本書では、人材育成に関する心理学・教育学・経営学等の基礎理論を簡潔に紹介することを目的にしている。人が学び、人が育つ理論に関して、より深い理解が得られるはずである。

目次

序章 「企業は人なり」とは言うけれど
第1章 学習のメカニズム―人はどこまで学べるのか
第2章 学習モデル―学び方で効果は変わるか
第3章 動機づけの理論―やる気を出させる方法
第4章 インストラクショナルデザイン―役に立つ研修をいかにつくるか
第5章 学習環境のデザイン―仕事の現場でいかに学ばせるか
第6章 教育・研修の評価―何をどう評価するか
第7章 キャリア開発の考え方―自分の将来をイメージさせる
第8章 企業教育の政治力学―人材教育は本当に必要か
終章 人材育成の明日

著者等紹介

中原淳[ナカハラジュン]
東京大学大学総合教育研究センター助教授。東京大学教育学部、大阪大学大学院人間科学研究科、文部科学省メディア教育開発センター助手、マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学大学総合教育研究センター講師を経て現職。東京大学大学院学際情報学府助教授を兼任。大阪大学博士(人間科学)。専攻は教育工学。「手を動かす教育学」をめざす。これまで、数多くの教材、教育用Webサイト、学習ソフトウェア、ワークショップ、研修等を開発・評価。企業のコンサルティング、共同研究も多数行っている。学習効果の高い教育環境の創造が研究テーマ。共編著・共著に『eラーニング・マネジメント』(オーム社)、『社会人大学院へ行こう』(日本放送出版協会)、『ここからはじまる人材育成―ワークプレイス・ラーニングデザイン入門』(中央経済社)など。日本教育工学会論文賞、奨励賞など複数受賞。研究の詳細はNAKAHARA‐LAB BLOG。BLOGは毎日更新中

荒木潤子[アラキジュンコ]
(株)日本総合研究所研究員。東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍。東京大学大学院人文社会系研究科(社会学)を経て現職。社会学修士、学際情報学修士。企業の人材マネジメント・教育と企業で働く人のための学習環境デザインに関する調査、研究を行っている

北村士朗[キタムラシロウ]
熊本大学大学院社会文化科学研究科教授システム学専攻助教授。東京海上日動HRAにて、eラーニングの実施・展開、研修プログラムの開発、研修インストラクター、システム管理を担当したのち、2005年8月より現職。インストラクショナル・デザイン分野の教員として、eラーニングを中心に社会人や企業・組織内の教育・学習を中心に研究・指導している。東京大学先端科学技術研究センター客員研究員を兼任し、MOT知財専門人財育成プログラムで、知財専門家に対して「授業法」の指導も行なう。上級システムアドミニストレータ連絡会正会員

長岡健[ナガオカタケル]
産業能率大学経営情報学部助教授。慶應義塾大学経済学部卒、英国ランカスター大学マネジメントスクール博士課程修了(Ph.D.)。専攻分野は組織社会学、質的調査法、人材開発論。「実務家の学習」や「プロフェッショナルな実践活動」にかかわる現象について、社会理論、学習理論、コミュニケーション論の視点から読み解くことを研究テーマとする。現在は、個人の学習に対する組織行動・組織文化の影響をめぐるフィールドワークをもとに、人材育成のポリティカルな側面について批判的考察を進めている。また、アクション・ラーニングやプロジェクト型学習といった概念を活用した社会人教育(研修・MBA)、ゲーミングやワークショップといった概念を活用した参加型の学習環境デザイン等、実践活動にも積極的に取り組んでいる

橋本諭[ハシモトサトシ]
(株)浜銀総合研究所研究員。青山学院大学経営学研究科博士前期課程修了、修士(経営学)。大学院在学中より青山学院大学総合研究所特別研究員として研究に従事、同職を経て現職。ICTを中心とし、広く教育・学習を研究。経済産業省Asia E‐Learning Network(AEN)に参加し、主にインストラクショナルデザインの研究、eラーニング専門家に対する調査研究に携わる。現在は、企業経営の観点からの「企業における学び」をテーマとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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魚京童!

13
そういう職に着いたら再度読み直そうと思う。まじめに書いてある。でも私の仕事はそうじゃない。分業だ。資本主義だ。あいつのせいだ。しっかりしろ!おれのせいじゃない。そういう話でいいのかな?つまらん。だって面白くないもん。しょうがないよね。それが仕事。みんなで意味のないことをやっている。それじゃー育たないよね。どうしたらいいのかな。っていう答えが書いてある。ってか考えてる。答えなんかない。ぶつかって怒られるだけ。それだとやっぱりみんな辞めるよね。だって、だって、だって。簡単な殺し文句だ。2019/02/16

だてこ

12
仕事関係で。研修ってとりあえず行うこと自体はそんなに難しくないけど、それが実際にどう役に立つのかという問いに対して明確な答えを出せない印象が強かった。この本を読んで、改めて教育や研修の奥深さを痛感した。2021/06/13

y_nagaura

12
もはや、人材育成は「理論的な裏づけなしに、誰もが語れるもの」ではない。 教育学、学習科学、心理学の理論を元に、ワークプレイスラーニングという概念の意味を再確認する。 私は人事部門ではありませんが、後輩育成や自身のキャリアアップに活かしていきたい内容が満載でした。特に第7章 キャリア開発の考え方 から第8章 企業教育の政治力学 が興味深い内容でした。2018/11/27

夜長月🌙

10
人材育成部門に異動が決まったら、まず読むべき入門書。やる気の出る研修はどうすればできるか、心理学、教育学、経営学、認知科学、政治学などを基盤とした考え方を学べる。人材教育のノウハウは貴重な企業間競争優位を保つための資産であることがよくわかる。2014/04/22

9
企業の人材育成について、心理学、教育学、経営学など様々な分野からの理論を紹介しつつ、OFF-JT、OJT、キャリア開発、そもそも人材育成とは?まで幅広くまとめられている。企業の人材育成担当者向けに分かりやすく、実務で経験する悩みに答えるような形式で書かれているので読みやすい。学習と教育の違い、私達が学校教育で慣れ親しんだ「学習転移モデル」は学んだ事をすぐに実践しないといけない企業教育では使えない事など、勉強になった。2018/06/03

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