出版社内容情報
情報通信革命は、多様な経営資源を結合し、新しい価値を生み出すビジネス・モデルの構築を促す。オープン型経営の本質とは何か。
内容説明
ネットワーク型経済ではこれまでの常識は通用しない!「モノ経済」と「情報経済」のビジネス構造の差を見極めよ!ネットワーク社会の本質を理解し、機会とリスクを見極めよ。時代の大きな流れを的確にとらえることでビジネスの可能性は無限に広がる。
目次
第1章 経営戦略としてのオープン・アーキテクチャ
第2章 情報化時代を動かす三つの要因
第3章 協働組織化メカニズムのイノベーション
第4章 サプライチェーンの再編―水平展開型ビジネスモデル
第5章 「関係性」のマネジメント―顧客参加型ビジネスモデル
第6章 結合の場を提供するビジネス―プラットフォーム・ビジネスモデル
第7章 ネットワーク型経済に挑む日本の進路
付論(電子商取引のドメイン;顧客間インタラクションの特性)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
105
もう20年近くの前の本なのですが出版された当時はまだまだという感じでしたがやっと日本の現実がこの本に追いついてきたようです。日本の場合はやはり全体的にこのような分野では動きが遅くてマーケティングについてもそのような感じがあります。この本では今日本の産業が目指しているあるいは現実に行なわれている情報の動きが語られていて参考になります。2017/04/24
taming_sfc
1
ビジネスにおけるオープン・アーキテクチャ戦略の重要性と有効性についての基礎文献。オープン・アーキテクチャ戦略がビジネスのみならず、社会変革にも有効であるのかどうかが、ぼくの興味関心。2018/01/12
takao
0
なんかな2016/08/31
かとたか
0
20年以上も前に、こんな経営学の説が日本で出ていたことに驚き。いまでも新しい。ただ、今でも新しいというのは、この説がすごいからではなく、時代がまだ追いついてないということ。2021/09/04