競争戦略論〈1〉

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競争戦略論〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478200506
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C1030

出版社内容情報

アメリカ経営学界の俊英、M.E.ポーターが、「高収益企業」になるための方策を理論的に説く現代の競争戦略論。

内容説明

“安く作る”戦術から“高く売れる”戦略へ。日本企業に必要な低収益体質からの脱却策がここにある。経営者、ビジネスマン、研究者など経営を論ずる知識人の必読書。

目次

第1章 競争要因が戦略を決める
第2章 戦略とは何か
第3章 情報をいかに競争優位につなげるか
第4章 衰退産業における終盤戦略
第5章 競争優位から企業戦略へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たんかれ~

14
戦略の本質とは⇒他社との差別化⇒トレードオフ⇒「何をやらないか」。戦略とオペレーション効率化は別物。競争優位の維持に必要なのは活動のフィット。情報技術の影響について書かれたのが1985年と読んだ後で知り仰天した。衰退産業における戦略①リーダーシップ戦略②ニッチ戦略③収穫戦略④早期撤退戦略。2015/10/19

isao_key

7
企業の国際競争力や優位性を高めるための戦略、戦術には何が必要かを具体的な企業や事例を挙げて詳細に分析している。ひと言でいえばウラウゼヴィッツ『戦争論』の企業版といった趣がある。戦略について、戦略の本質は活動そのものにあって同じ活動をライバルとは違うやり方で進めたり、競合他社とは違う活動に着手する、ことだという。さらに戦略を維持・強化するには戦略的ポジションを拡大して妥協するのではなく、それを深めることに集中するのが定石だとも。企業の戦略を考える上で実に示唆に富んだ良書である。また日本企業への提言もある。2013/11/10

mkt

3
新規参入の脅威①規模の経済②製品の差別化③資金の必要性④規模に関係ないコスト面での不利⑤流通チャネルへのアクセス⑥政府の政策/戦略の策定①競争要因から身を守る上で自社の能力を最大限に活かせるポジショニング②競争要因のバランスに影響を与え、それにより自社のポジションを改善する戦略行動③競争要因の根本にある要素の変化の予測と対応/戦略的ポジションは3つの異なる源泉から生まれる。これらは排他的ではなく互いに重なる/企業の価値連鎖は相互に依存する活動が連結によってつながる/ 20201111読了 270P 34分2020/11/11

なるー

3
トレードオフの判断時に「何を選択しないか」が重要。関係者からの見えない圧力(と無意識に思い込んでいる考え)に対し、毅然と判断を進め、断捨離することは日本社会では非常に難しい2017/07/23

nchiba

3
競争要因と戦略、戦略とは何か、情報技術と戦略、企業戦略。この本を読むと日本のごく普通の企業がどれだけ戦略を持っていないのかと心配になる。最近の原発問題を見ても、とても先進国とは思えない。新しい産業の勃興のためにはきっちりと戦略について学び直す必要があると感じた。2011/04/15

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