人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?―最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

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人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?―最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478102541
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報



山本 一成[ヤマモト イッセイ]

内容説明

人工知能は今、プログラマの手を離れ、既存の科学の範疇を超え、天才が残した棋譜も必要とせず、さらには人間そのものからも卒業しようとしています。その物語を、できる限りやさしく語りました。

目次

第1章 将棋の機械学習―プログラマからの卒業(将棋の名人を倒すプログラムは、名人でなければ書けないのか?;そもそも、コンピュータとは何か? ほか)
第2章 黒魔術とディープラーニング―科学からの卒業(機械学習によってもたらされた「解釈性」と「性能」のトレードオフ;黒魔術化しているポナンザ ほか)
第3章 囲碁と強化学習―天才からの卒業(人工知能の成長が人間の予想を大きく超えたわけ;人間は「指数的な成長」を直感的に理解できない ほか)
第4章 倫理観と人工知能―人間からの卒業(知能と知性;「中間の目的」とPDCAで戦う人間の棋士 ほか)
巻末付録 グーグルの人工知能と人間の世紀の一戦にはどんな意味があったのか?(人間を超えたアルファ碁は、どのようにして強くなったのか;アルファ碁はたくさん手を読んでいるのではなく、猛烈に勘がいい ほか)

著者等紹介

山本一成[ヤマモトイッセイ]
1985年生まれ。プロ棋士に初めて勝利した現在最強の将棋プログラム「ポナンザ」作者。主要なコンピュータ将棋大会を4連覇中。愛知学院大学特任准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、HEROZ(株)リードエンジニア。『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?―最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質』が初の著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

94
人工知能を使った最強の将棋プログラム「ポナンザ」。プログラムがどのように開発され、強くなったのか、強くなることとはなになど平易な文章で読みやすかったが理解できないことも多かった。再読したい。コンピュータの知的な行動は「探索」と「評価」ということや評価のしくみの作り、「怠惰な並列化」といったことが興味深く読めた。数十年前パソコンがようやく普通の人々に行き渡ったように数年先人工知能が各家庭で活躍することは間違いないと思う一方でやはり人工知能の弊害?というものに不安は残る。人工知能につてはもっと知りたい。2018/01/01

momogaga

51
AIに対して断片的な知識しか持たず、全く現状を認識していませんでした。こんな私でも挫折せずに、概要を理解することが出来ました。完読できた理由は、何度か出てきた「黒魔術」のキーワードでした。マジックワードとして理解を助けてくれましたね。2021/02/07

hnzwd

46
世界一のコンピュータ将棋ソフトであるponanzaの開発者が、人工知能や機械学習、アルファ碁と人間の対決なんかについて語った本。平易な文章で説明されていて、今まで読んだ人工知能に関する本の中では、明らかに一番わかりやすい。人工知能に上手く解析させるためには、あえて処理があいまいになるようにしなきゃいけない、とか、なんで上手く処理できるのかはわからないけど、なんとなく上手くいっている、なんてのは知らなかったら目から鱗かも。人工知能についてなんとなく知りたい方にはオススメ。いつかシンギュラリティあるな。。2017/06/16

シッダ@涅槃

37
このような本を書くにあたり山本一成さん程適任なひとはいないのではないか?と文系将棋ファンたる私は思うのです。巻末の座談会で李世ドルvsアルファ碁の解説があったが、囲碁全然わからない。将棋の盤面解説がもっとあったら、とも思った。2017/06/23

Twakiz

36
将棋ファンでない方にはピンとこないかもしれません.最強ソフト「ポナンザ」を開発した方(ご本人もアマチュア高段者)の著書.プロブラムの難しいことは自分はわからないけども「知能」「知性」がどんなものなのか,コンピューターAIが自分で自己学習して指数関数的に「黒魔術的に(つまりどうしてそうなったのか誰にもわからない)」成長していく様になんだか驚愕・敬意・畏怖を覚えます.いまは人工知能は人間の与えた「目的」の中でふるまっているけれども自分で目的を設定するようになったら「ターミネーター」の世界がくるのかしら?2017/07/28

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