出版社内容情報
「モラトリアムおじさん」は、その価値観ゆえにいまだ消費行動を起こしていないばかりか、背中を押されるタイミングを待っているというポテンシャルに満ちたグループだ。もっとも数が多いにもかかわらず、誰も気づかなかった新しいシニア市場の主役「モラトリアムおじさん」の攻略法を解説する。
株式会社ビデオリサーチひと研究所[カブシキガイシャビデオリサーチヒトケンキュウジョ]
内容説明
アクティブシニアはもう古い!足りないのは背中を押してくれる“きっかけ”だけ。
目次
第1章 昔の高齢者といまのシニアはどこが違う?(イオンの現場でシニアに響いた商品とその理由;シニアはどんどん変わっている ほか)
第2章 多種多様なシニアは「価値観」で分解できる!(これまでのシニアマーケティングがうまくいかなかった理由;「アクティブシニア」という言葉 ほか)
第3章 多様化するシニアをひもとく6グループ(6グループの属性とペルソナ;各グループの特徴と構成比 ほか)
第4章 最有望ターゲット「モラトリアムおじさん」の心をつかめ!(新しいシニアマーケティングの本命とは?;マーケターが見落としやすい「セカンドライフモラトリアム」 ほか)
第5章 シニア研究の未来(「モラトリアムおじさん」の未来;ビデオリサーチの知見 ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キンセンカ
5
シニアをよく研究しているが、反面おじさんがいかに面倒クサイ生き物であるかが浮き彫りされた感も。2017/05/10
yyhhyy
3
ビデオリサーチ社らしくちゃんとクラスター別のボリュームを把握している。後半は、特長が薄く活動的でないシニアが3割もいる、という所からの掘り下げだが、実はこういう非能動的な層はどんな調査でクラスター分析しても出て来るものだ。そこに向き合うのは難しい。しかし本書にはその成功事例の紹介もある。2017/05/21
とっぴぃ
1
「モラトリアムおじさん」というネーミングが絶妙です。きっとこれからモラトリアムおじさんの取り合いが各市場で始まるのですね。見ものです。2017/09/17
たむらんちょ
1
一昔前のシニアの概念を変えろ、ってことか。2017/04/12
cameraf6
0
モラトリアムおじさんはモラトリアムのままであるからビジネス範疇に入れなくていいんじゃないかな?2017/07/02