より良き死のために―「死への準備教育」創始者が伝えたいこと

電子版価格
¥1,386
  • 電書あり

より良き死のために―「死への準備教育」創始者が伝えたいこと

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478100622
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報



アルフォンス・デーケン[アルフォンス・デーケン]
著・文・その他

星野 和子[ホシノ カズコ]
著・文・その他

内容説明

旅立つ者にとっても、見送る側にとっても、別れは悲しくつらい。しかし、「良き死」は逝く者からの最後の贈りものとなり、残された者は別れによって新たな価値観に気づき、成長することができる。

目次

第1章 だれでも死は恐ろしい(私もがん告知にショックを受けた。死を怖いと思った;「死」への恐れは、「恐怖」と「不安」に分けることができる ほか)
第2章 旅立つ前にやっておきたい6つのこと(自由な心で新たなステージへ歩みだそう;「手放す心」を持ち新しいスタートを切ろう ほか)
第3章 愛する人をどう見送るか(病名や余命の告知は慎重に。でも、ごまかさずに率直に;最期に大切なのは「Do」(何かをする)ではなく「With」(ともにいること) ほか)
第4章 別れの悲しみを乗り越える(日本でともに活動した妹を見送り、悲しみと寂しさの時を過ごす;大切な人を見送ったあとはあせらなくていい。悲しみはゆっくりと癒やす ほか)
第5章 新しい生命の始まりを信じて(「また会う日まで」―天国での再会を信じて旅立つ;死んだらどうなるのか?あらゆる時代、文化でいろいろな考え方がある ほか)

著者等紹介

デーケン,アルフォンス[デーケン,アルフォンス] [Deeken,Alfons]
哲学博士。上智大学名誉教授、カトリック司祭。1932年ドイツ生まれ。1959年来日。1973年、ニューヨークのフォーダム大学大学院で哲学博士の学位を取得後、再来日し、上智大学で「死の哲学」などの講義を担当。日本における「死生学」のパイオニア。1991年全米死生学財団賞、菊池寛賞、1998年ドイツ功労十字勲章、1999年東京都文化賞、若月賞などを受賞。2016年、公的活動から引退。著書多数

星野和子[ホシノカズコ]
東京都生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て文筆活動に入り、おもに宗教、歴史、代替医療、児童文学などの分野で執筆。筆書多数。キリスト教と仏教について学びながら、生と死、癒やし、マクロビオティックなどをテーマにした創作活動にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。