内容説明
「日本人の誰もが、毎日、おしゃれを楽しめる店」への挑戦が、これからのファッションビジネス成功の軌道。
目次
なぜアパレルが売れないのか―“日本型スーパーストア”に見る衣料品部門の衰退とその原因
「低価格」は商品のバリューを上げる―最優先課題としての「売価」
間違った「高品質」は商品のバリューを下げる―適切な「品質」とは
サイズ種類を増やすことで「売れ筋」が育つ―「サイズ種類の拡大」こそがサービス向上の決め手
手入れが面倒な服は敬遠される―商品のバリューを高める「イージーケア」
「人は他人と同じ服を着たがらない」という迷信―アパレルの絶対要素としての「ファッション」
単品ではなく「ルック」をアピール―「商品の分類」が買上点数を上げる
トータルコーディネーション提案を怠っている―コーディネーションの決め手は「色」
大ヒットはベーシックアイテムから生まれる―購買頻度の高い商品のさらなる強化
売れ筋を強調する―depth(デプス)とwidth(ウイス)の考え方
売れ筋を売り続ける―「核商品」を大切にする意味
客層を広げて客数を増やす―「商品ライン」と「価格ライン」の検討
ファッションの科学―マスファッションのビジネス原則
マス・ストアズ・オペレーション―1000店チェーンを構築する
低価格でファッションが楽しめる社会へ―アパレルチェーンの未来のために
著者等紹介
桜井多恵子[サクライタエコ]
日本リテイリングセンター シニア・コンサルタント。1947年生まれ。女子美術短期大学造形科卒業後、日本リテイリングセンターに勤務。同社チーフコンサルタント渥美俊一のアシスタントとして、マス・マーチャンダイジングの調査研究を担当。この間、1986年ニューヨーク州立ファッション工科大学ファッション・マーチャンダイジング学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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