スーパーマーケットほど素敵な商売はない―１００年たってもお客様から支持される企業の原則

安土 敏【著】

ダイヤモンド・フリードマン社（2009/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 253p／高さ 19cm
• 商品コード 9784478090138
• NDC分類 673.8
• Cコード C0034

内容説明

伊丹映画『スーパーの女』の原点がここにある！スーパーマーケット永久繁栄のためのバイブル。

目次

はじめに　正直なビジネスに身を置く素晴らしさ　生まれ変わっても、また、スーパーマーケットの仕事がしたい
第１章　スーパーマーケットを正しく理解することから始めよう　高級和牛も最先端の流行商品もいらない
第２章　強い店舗作りと負けない出店　商圏を守り切れるのが強いスーパーマーケット！
第３章　スーパーマーケット経営の考え方　１００年後も順調に利益を生み出せるしくみ作り
第４章　スーパーマーケットの商品　プライベートブランドとナショナルブランドの共存共栄が強い店を作る
第５章　スーパーマーケットの販売促進と接客　接客サービスには経営の姿勢が具体的に現れる
第６章　スーパーマーケットの人事・教育　生きた人事管理・教育（躾）がスーパーマーケットを強くする
おわりに　最高の人生航海をするための指針　スーパーマーケットで幸せになろう

著者等紹介

安土敏［アズチサトシ］
本名、荒井伸也。１９３７年東京生まれ。東京大学卒業後、住友商事に入社。７０年に志願してサミットストア（現・サミット）に出向し、経営不振だった同社を立て直す。９４年に社長、０１年に会長、最高顧問を経て０４年退任。現在、オール日本スーパーマーケット協会会長。著書は、『企業家サラリーマン』（テレビ朝日でドラマ化されＡＴＰ賞を受賞）など多数。城山三郎経済小説大賞の選考委員でもある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kazuya]

全編通じて軽やかで素朴な語り口調で流れていく。が、理論に裏付けられた確かな行動を感じることができる一冊。マネジメントとマーケティングの微妙な違いをゴルフの自己スキルとコースマネジメントに例える話は面白く、こうした簡単な例えで物事がみえる人って素敵だなと思う。16

2010/08/17

[ホリエンテス]

サミット元社長が書くスーパーマーケットの真髄。店舗開発や商品開発の信念や人事論は面白かった。周りに流されることなく、日常を生業とするスーパーの仕事をきっちり考え全うした。こういうトップがいる会社は当然伸びるだろうな。それがこの社長退任後も組織として引き継がれているのかは気になる。

2014/12/07

[Kazuo Ebihara]

著者は、東京大学を卒業後、 住友商事に入社、1994年、スーパーサミットに出向。 創業以来赤字が続いていたスーパーを立て直し、 10年に渡って、社長、会長を務めた。 商圏人口５０万人当り１店のＧＭＳと、 ２５店の食品スーパー。 この客数の差が、品揃え、販促、接客、 出店、運営、管理の違いを生む。 実務経験に裏打ちされた 確かなスーパーマーケット論。 全国のスーパーマーケットファン(そんなのいないかぁ)、 必読の一冊。 ４年前に出版された本だが、 中身は賞味期限が切れていなかった。

2013/05/12

[ハザマー]

平日、週末問わず新聞折込チラシにて安売り合戦激しい業界。 スーパーマーケット「サミット」の立て直し、戦略や時代の ニーズにあった運営法などなるほどと共感。 食品偽装が蔓延る業界で、正直な営業している企業が生き残 るのは当然であるはずだ。

2012/12/14

[さち]

「スーパーの女」(邦画)の脚本に携った某スーパーの元社長の成功戦略。お客さんに対する正直さの重要性をまなべます。

2012/02/01