出版社内容情報
経営危機が叫ばれるわが国水道事業に、将来推計、海外事例などを丹念に分析「官民連携を通じた実質的広域化」という処方箋を示す
内容説明
“官民連携(PPP/PFI)を通じた実質的広域化”でわが国水道事業の再構築を!最新の将来推計や改革で先行した英仏の事例などを丹念に紐解き、経営危機が叫ばれるわが国水道事業にめざすべき方向性を示す1冊。
目次
第1章 水道事業の現状・課題
第2章 水道事業の簡易将来推計
第3章 課題への対応1:広域化
第4章 課題への対応2:官民連携(PPP/PFI)
第5章 英仏水道事業の概要等について
第6章 水道事業の経営改革へ向けて―“官民連携(PPP/PFI)を通じた実質的広域化”の視点
補章1 水道事業の多面的な経営分析と考察
補章2 公営水道事業者へのアンケート調査結果と考察(広域化を中心に)
補章3 広域化に伴う経済効果の考察
補章4 行政レベルでの広域化実現へ向けた方策
著者等紹介
地下誠二[ジゲセイジ]
1963年生まれ、1986年東京大学法学部卒業後、日本開発銀行(現:日本政策投資銀行)入行、プロジェクトファイナンス部課長としてPFI案件への融資や地方公共団体等へのアドバイスを担当。その後、経営企画部長などを経て2015年6月より常務執行役員(地域企画部、ストラクチャード・ファイナンス部、北陸・東海・九州・南九州の各支店を担当)。公職は、国土審議会計画推進部会特別委員他、いくつかの地方公共団体の有識者会議のメンバーに就任している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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