出版社内容情報
スタートアップが持つ革新的なアイデアや技術を自社に取り込む――。インテル、グーグル、セールスフォースなど、世界的な大企業が次々と設立するCVCとは?CVC先進国アメリカで、その最先端を走るキャピタリストたちが、CVCの設立・運営から得た教訓を語った、企業経営者必読の実践的書籍が日本上陸。
内容説明
世界を代表するグローバル企業は、なぜCVCを設立するのか?
目次
第1章 なぜ企業はCVCを設立するのか?
第2章 CVCのケーススタディー
第3章 アクセラレーター&インキュベーター―その他企業にとってのエコシステムのオプション
第4章 他のVCファンドへのCVC投資―ファンドオブファンズ(FoF)
第5章 CVC、起業家、ファイナンシャルVCに関連したコーポレートベンチャー事業へのアドバイスおよびベストプラクティスについて
第6章 CEO、創業者、VC投資家たちの戦いの歴史―CVCの長所と短所
第7章 CVCからの資金調達
第8章 CVCの未来―コーポレートベンチャリングプログラム成功のためのアドバイスと結論
著者等紹介
ロマンス,アンドリュー[ロマンス,アンドリュー] [Romans,Andrew]
Rubicon VC(アメリカ)のGP(ゼネラル・パートナー)。サンフランシスコとNYに拠点を持ち、シード・アーリーステージのソフトウエア、インターネット関連スタートアップ企業に出資するVCの共同代表。1993年UNIX開発会社を経て、VoIPスタートアップを起業、ルーセントテクノロジー、VCから5000万ドルの出資を受ける。会社売却後、Sentito Networks(買収)、Motive Communications(NASDAQ IPO)のグローバルマーケティングMDを歴任。その後Georgetown Angels、Founders Clubにて42のVC、欧米イスラエルのCVCをエンジェル・スタートアップ投資のアドバイザリーボードに招聘。Georgetown大学MBA
増島雅和[マスジママサカズ]
2000年東京大学法学部卒業。2006年コロンビア大学法科大学院卒業。2006~2007年カリフォルニア州パロアルト市Wilson Sonsini Goodrich&Rosati法律事務所で執務。2010~2012年金融庁監督局保険課および同局銀行第一課(課長補佐)。2015年国際通貨基金(IMF)金融安定査定プログラム(FSAP)外部顧問(米国金融破綻処理法制担当)。多数の政府政策委員を務め、第4次産業革命時代に適合する制度基盤につき提言を実施
松本守祥[マツモトモリヨシ]
WMパートナーズ(グロースキャピタル)代表パートナー。1989年日本アセアン投資(現・JAIC)に参加。2003年以降日本の大手事業会社と共同で行なう戦略的ベンチャー投資(コーポレートベンチャーキャピタル=CVC)事業を管掌。また機関投資家からの出資によるプライベート・エクイティ・ファンドの投資責任者として2007年まで累計約104億円を投資実行し、2.5倍の現金分配を実施。2006年サイバーエージェントと中国にて、また2008年DFJ(Draper Fisher Jurvetson)と米国シリコンバレーにてVCファンドを設立運営。その後代表取締役社長。2013年より現職。慶應義塾大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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