出版社内容情報
口腔から、食道、胃、小腸、大腸、肛門にまで至る消化管。自由に動かせず、鍛えることもできない常に受身の臓器。そんな臓器を管理していたのは、生命科学のトップランナーとして俄かに注目を集める「腸内フローラ」だった。「腸内フローラ」を改善し健康長寿の実現へ!
内容説明
腸内フローラが元気になれば、あなたの人生は劇的に変わる!消化器専門医からのメッセージ。
目次
第1章 消化管は泣いています
第2章 病気や健康に対する新しい考え
第3章 腸内フローラが生命科学のトップランナーに
第4章 腸内フローラが健康・病気を決める
第5章 腸内フローラを決めるのはライフスタイル
第6章 食品は腸内フローラによって、良くも悪くも変化します
第7章 機能性食品への期待と新しい展開
第8章 今日からできる消化管に着目した健康長寿対策
著者等紹介
内藤裕二[ナイトウユウジ]
京都府立医科大学卒業。医学博士。京都府立医科大学医学研究科消化器内科学教室准教授。京都府立医科大学附属病院内視鏡・超音波診療部部長。専門は、消化器病学、消化器内視鏡学、消化管学、酸化ストレスと消化管炎症、生活習慣病(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おおきなかぶ
2
難しい所も多々有りましたが、勉強になりました。貼った付箋紙は20枚。腸内フローラは面白い!2018/03/27
超新星
2
最近、話題の腸内フローラに関する本。理想の便は無臭。大腸の状態のパラメーターであるので、気にするようにしよう。2016/02/25
いちごいろん
1
消化器内科ローテ前に滑り込みセーフで読了!2018/01/21
Sosseki
1
繊維質や発酵食品、努力していても、昔に比べて減っている…。帝王切開では、乳児が母体から腸内細菌をもらえず、免疫力が落ちるというのも知らなかった。2016/09/18
YUPA
0
さまざまな研究結果が示されており、説得力があった。遺伝子関連の記載は難しかった。 乳化剤の危険性など、今後の研究が気になる報告もあった。 とりあえず、水溶性繊維が重要で、大麦を摂取しようと決めた。自分は単純なのだと思う。2021/05/08