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燃料電池という選択―200年前の夢を叶えたエネファームの物語

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  • サイズ A5判/ページ数 217p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478083468
  • NDC分類 572.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

200年前にSFで描かれた世界が技術者たちの長い格闘の日々を超えていま現実となった“無限のエネルギー”である燃料電池を使って?W我が家”で電気とお湯を同時につくり、明かりを灯したり温かい床暖房の部屋でくつろぐ―それはも

目次

序章 “夢”が我が家にやってきた
第1章 燃料電池が照らす“明るい未来”
第2章 燃料電池はどのようにつくられてきたか―1万3000日への第一歩
第3章 エネファームの誕生と普及に向けて
第4章 市場形成と普及拡大に向けた取り組み
終章 水から熱と光を取り出した日

著者等紹介

永田裕二[ナガタユウジ]
東芝燃料電池システム株式会社取締役技術統括責任者。1981年に北海道大学大学院修士課程修了。同年4月東京芝浦電気株式会社(現・株式会社東芝)入社以来、燃料電池の研究開発に従事。2001年東芝インターナショナルフュエルセルズ株式会社プラント技術部長、2004年東芝燃料電池システム株式会社企画部長、2007年同技師長。2011年より現職。2010年6月、世界に先駆け製品化に成功したエネファームにおける産学官連携への貢献に対し、「内閣総理大臣賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Olly

9
東芝燃料電池システム㈱のエネファーム開発ストーリー。重電メーカーの研究所や開発者が、燃料電池システムの創製に携わった歴史が綴られている。システム屋や個々のモジュールの技術者がケンカしたり、アメリカの技術者から技術を見習ったり、煩雑な社内調整をしたりして装置を作り上げている様子が興味深い。失敗の繰り返しや、触媒の腐食による運転時間との闘い、それらを乗り越えての製品化、コストダウンやメンテ低減による商業化へと、モノの着想から製作の後にユーザーが購入し使用するまで、並々ならぬ技術者の努力があるのだと再認識。2020/03/22

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