内容説明
医薬品卸業最大手・アルフレッサの社長が語る医薬品流通の真実。
目次
第1部 医薬品卸業の担う役割と仕組み(薬はどうやって、患者のもとにやってくるのか?―医薬品卸業の担う役割;もしも…のとき、一体、誰が薬を運ぶのか?―医薬品の管理に求められる高い専門性;医薬品流通の歴史と今、未来;MS時代の経験を振り返って)
第2部 医薬品業界で戦う「メディカル・ソルジャーズ」たちの魂(MSが必要とされているのには理由がある―命懸けでワクチンを運んだMSたちの覚悟;「そのとき、誰がワクチンを運ぶのか」;新型インフルエンザを振り返って)
著者等紹介
鹿目広行[カノメヒロユキ]
アルフレッサ株式会社代表取締役社長。1951年1月1日福島県生まれ。1971年3月福島県若松第一高等学校卒業。1972年4月福神株式会社(現・アルフレッサ株式会社)に入社。1998年6月同社取締役、2000年6月同社常務取締役、2003年6月同社取締役専務執行役員、2006年6月同社取締役副社長、2009年4月同社代表取締役社長に就任し、現在に至る。アルフレッサホールディングス取締役副社長、社団法人日本医薬品卸業連合会常任理事など兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネコタ
12
医薬品卸売業最大手のアルフレッサ社長の著書。医薬品卸売業という仕事、MS・SAといった人の仕事内容。MSとMRの違いなど。一番の主題は新型インフルエンザのパンデミックの際にどのように行動するのかを会社で計画しているということ。しかし、ワクチン接種の優先度が卸には設定されていないという事実もあり。医療の裏方であり必要とされていることがよくわかる。2016/07/30
Ryosuke Maeda
1
医薬品卸、というあまりメディアで採り上げられにくい仕事への理解が深まる一冊。著者の、仕事への熱意・プライドがヒシヒシと伝わり、興味が湧いてきます。2014/04/20
桃水
1
2011/01/09:あまり知られていない医薬品卸業の仕事と置かれている現状について書かれた本。2011/01/08