出版社内容情報
国税、富裕層、国税OB。最後に笑うのは誰だ?「日本―香港」で起きた巨額の脱税事件。圧倒的臨場感で描かれた驚愕のストーリー
内容説明
日本とアジア一のタックスヘイブン、香港を舞台にした脱税事件の物語。脱税を取り締まる国税、脱税に手を染める富裕層、脱税の手引きをする国税OB税理士。この三者の攻防戦が描かれる。ハンドキャリーによるキャピタル・フライト、金融システムを活用した脱税資金の出口戦略など、オフショア利用者の「常識」が散りばめられている。国税最強部隊、「資料調査課」出身の著者が描く、衝撃のリアルノベル。
著者等紹介
佐藤弘幸[サトウヒロユキ]
1967年生まれ。東京国税局課税第一部課税総括課、同部統括国税実査官(情報担当)、電子商取引専門調査チーム、課税第二部資料調査第二課、同部第三課に勤務。主として大口、悪質、困難、海外、宗教、電子商取引事案の税務調査を担当。退官までの4年間は、大型不正事案の企画・立案に従事した。2011年、東京国税局主査で退官。現在、税理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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