出版社内容情報
社会保険のしくみ、保険料でトクする方法、もれなく給付をもらう方法まで。疑問をすべて解決するストーリー形式の「超」入門書。
内容説明
舞台は、とある小さなデザイン会社。はじめて社会保険事務の担当になった佐藤さんと、「保険料が高い!」と不満に感じる田中社長が、社会保険のプロである社会保険労務士の先生に疑問をどんどん投げかけていくストーリー形式。社会保険の全体像とポイントがスラスラ理解できる本です。
目次
1 社会保険と保険料のきほん―そもそも、どれだけ払わなくちゃいけないのか?
2 保険料計算のしくみ―算定方法を知ればムダに高い保険料を払わなくていい!
3 社会保険料のムダをなくそう―人の雇い方次第で、保険料は変わる
4 労災保険・雇用保険の給付をモレなくもらおう―助成金、給付金には、こんなものがある
5 健康保険・厚生年金と給付金―もらえるお金はきちんともらって保険料のモトをとろう
6 退職する社員に教えてあげよう!―国民健康保険・国民年金の保険料でトクする方法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふ~@豆板醤
21
章立てが細かくて読みやすかった。内容は理解できたけど、人に話ができるレベルではないので復習が必要(-_-;)!!2016/08/23
Sakie
18
払うものは必要なだけ払って、しっかり給付を受けようという主旨。対話形式で読みやすい。しかし各制度の骨組みを整理したい向きには、まとめづらい感もある。実務をかじっているから理解できるけど、それこそ事務に任せきりの社長さんには、ハック的な部分しか頭に入ってこないのではないかと思われる。保険料や給付に細かいので、給付を受けたい人のお得感を狙っているようでもあり、実務担当者に情報をまとめているようでもあり、そう、信頼のおけるまとめサイトを読んでいる感覚だった。この手の情報は溢れているだけに、ソースの信用は大事。2021/03/31
ひと
8
分かり難い社会保険を少しでも理解したく、発行されたばかりの本書を参考にしました。健康保険、年金、介護保険、労災保険、雇用保険が網羅的に解説されていて、それぞれのカバー範囲と違いを整理することができました。ただ、給付額の計算は複雑すぎますね。読んでるだけでは理解できないので、自分や親の場合で実際に計算してみた方が良さそうです。保険の見直しの前提として、遺族年金や労災の休業給付辺りはきちんと理解しておきたいですね。会社の立場からすると、ボーナスの払い方には気を付けて、社会保険料を最適化したいところです。2016/06/07
柏もち
6
社会保険の基礎はもちろん、「昇給するなら『7月、1等級以内』」、「入社日は月初」、「退職日は月末前日」などトクするネタが満載。事業主ではないから必要はないけど、助成金の多様さが目を引いたので詳しく調べたいと思う。2018/01/13
なおぞーちゃん
5
キャッスルロック・パートナーズ「いちばんわかる!トクする!社会保険の教科書」(ダイヤモンド社)読了。一番身近な社会保険のこと。よーくわかった。2016/06/17