「経験学習」ケーススタディ

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「経験学習」ケーススタディ

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  • サイズ A5判/ページ数 197p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784478064733
  • NDC分類 336.47
  • Cコード C2034

出版社内容情報

経験から学ぶ力は、対話・振り返り・持論化のサイクルによって引き出され、強化される。「経験学習」を人財育成の実践に採り入れ、人の成長と目標達成に実績を上げる7社の取り組みを追う

内容説明

「経験から学ぶ仕組み」が組織を変える!9社の事例に見る「OJT活性化」「育成支援」「職場内コミュニケーションの促進」

目次

第1部 「経験学習」で組織を活性化する(WDBエウレカ―ルーチンワークからも学べる30分ワークショップ;ヤフー―経験学習を促すトータルな仕組みづくり;オークローンマーケティング―個別面談を浸透させるための奮闘プロセス;東京海上日動火災保険―職場全体で人を育てる「人材育成会議」の狙い;堀場製作所―エンジョイメントを前面に出した改善活動)
第2部 新入社員を「経験学習」で育てる(KDDIエンジニアリング―新人研修で経験学習サイクルを回す;サントリー―初めの1年で「思い」と「つながり」を鍛える)
第3部 新人と中堅・マネジャーが共に育つ(昭和電工―ストレッチ経験にリフレクションを加え経験学習を活性化;トヨタテクニカルディベロップメント―経験から学ぶための基礎力を3年間で鍛える)

著者等紹介

松尾睦[マツオマコト]
北海道大学大学院経済学研究科教授。小樽商科大学商学部卒業。北海道大学大学院文学研究科(行動科学専攻)修士課程修了。東京工業大学大学院社会理工学研究科(人間行動システム選考)博士課程修了。英国ランカスター大学よりPh.D.(Management Learning)取得。塩野義製薬、東急総合研究所、岡山商科大学、小樽商科大学、神戸大学を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hajihaji

3
経験学習理論が現場でどう活用されているかを紹介した著書。理論の活かし方、有効性の実証という意味でも参考になった。人材開発への資源配分を考え直しました。2018/03/29

ちゃいこ

3
経験学習の事例は非常に参考になる。自社で取り組むためにはどうするかを考えたい。2017/04/30

足々タリ

3
経験学習は組織や個人が活動の中で経験したことを振り返り、学習を行わせるための枠組みである。この本では、ヤフーやサントリーなどの企業が実際に行っている経験学習理論を採り入れた教育制度をケーススタディとして紹介している。面白いのは、どの組織も経験学習理論をそのまま当てはめるのではなく、まず問題点を探り、自らの組織に合う形で経験学習を採り入れている。組織に同じ型はないためである。その点、これらの事例は自分が運営する組織にどう当てはめていくかにも有用といえる。2016/01/26

ヨミトロール

2
この仕事をやってきたおかげで自分が成長できたと思えるのは幸せなことだね。だけどその幸せを感じるスキルというのがある。経験を振り返って、意味を引き出す所が大切。それができれば、部下の良いところを見つけるのもできるはず。その訓練を企業の中でどうやって続けていくかという課題に取り組んでいるんだね。2016/03/13

ena

1
『「経験学習」入門』の続編(p.3より)。前作読んでいなくてもわかるようになっているが、読んだ方が、ここに書いてある具体例が頭に入りやすいとは思う。/組織を変えたい人、変えなくちゃいけない立場の人、部下を育成することになった・している人向け。/また、あらゆる教育にも通じる部分があると思う。教育関係者も読んでみるとおもしろいと思うので興味がある人はおすすめ。/経験学習がどう行われているかというよりは、そのプロセスを部下にどう指導してどう定着させようとしているかという話。2016/06/14

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