出版社内容情報
変貌する情報メディアの真の姿を600を超える統計データを基に徹底解析。広告、ネット、メディア関係者、マーケター必携の書最新版。さらに各種の最新デジタル機器・サービスの動向や、消費者行動の変化を専門家が分析する。今年版より電子書籍版も発行。
内容説明
スマホで、4Kで、SNSで、新しいICTテクノロジーで、メディアと社会はどう変わるのか。急速に浸透する動画視聴の新しいスタイルの分析を大特集。スマートテレビ、ウエアラブルコンピュータ、カーテクノロジーなど最新16トピックを紹介。分析対象13業種、コンテンツ産業の全貌を明らかにする唯一のデータブック。圧倒的なデータ量と分析力、20年を超える信頼に支えられた、ICT関係者、マーケター必携の書。
目次
特集1 動画視聴の未来系(加速する「動画のオムニ視聴」;日本の移動体通信20年史)
特集2 新しいメディアの潮流(情報メディア多様化の変遷―今後のメディアを読み解くために;4K・8Kテレビ―試験放送開始。東京五輪に向けて準備着々 ほか)
1部 情報メディア産業の動向(新聞;出版 ほか)
2部 情報メディア関連データ(情報利用時間;情報支出(家計調査)(家計消費状況調査) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆ゆう☆
62
IoTサービスが当たり前になり、情報通信業界は目まぐるしく発展している。そして、次世代の放送サービス4K、8K技術、スマートテレビや、SIMフリー端末、ウエアラブルコンピュータ、デジタルサイネージなどいま旬の話題がわかりやすくかつ、十分に詳しく解説されていて面白かった。この業界は流行り廃りも激しいし、新サービスをいかに早く世に出せるかで左右される部分もあるなかで、本当にさまざまな新サービスが日々開発され発展していることを再認識した。市場動向を掴むのには最適な一冊である。(Kindle)2015/11/04
葉
1
世帯で見るとサンプル自体が少ないような気もするが、民間の限界があるのかと感じた。通勤・通学時の2割が毎日動画を視聴しているらしい。2020年の動画視聴風景では、ホログラムの映像で3次元に動画を視聴できるとあり、楽しみである。カラオケ市場は6114億円の市場で大きいと思った。ゲームの縮小は止まらないらしい。通信はMVNOやARPU衰退などICTの根幹であり、競争が激しい印象を受けた。この本を読んで、自分がこの本に書かれているデータを分析してアウトプットできる仕事がしたいと思った。マクロ統計、家計調査が熱い。2015/09/07