出版社内容情報
イラク、アフガニスタンでの悲惨な戦争を経て、アメリカは世界に対して背を向けつつある。オバマのみならず共和党までもが弱気な外交政策を掲げる中、アメリカは孤立主義に陥っている。世界の平和を無秩序から守るためには、アメリカはどのような態度で外交に望めばいいのだろうか。
内容説明
誰が世界を守るのか?アフガニスタン、ウクライナ、「イスラム国」、尖閣諸島…世界各地で頻発する危機の背景にはアメリカの驚くべき方針転換がある。いま世界で何が起きているのか。日本はどう対処すべきか。ピューリッツァー賞受賞のWSJコラムニストが放つ全米超話題作!
目次
序 アメリカは世界とどう向き合うべきか
第1章 孤立を選んだアメリカ
第2章 「理想」のアメリカは中東で潰えた
第3章 「撤退論」の誕生
第4章 もう誰も「強いアメリカ」を信じていない
第5章 衰退する大国
第6章 崩壊する世界の秩序
第7章 撤退するアメリカと「無秩序」の世紀
第8章 世界秩序が崩壊した先に待っている未来
第9章 アメリカは世界から撤退してはならない
著者等紹介
スティーブンズ,ブレット[スティーブンズ,ブレット] [Stephens,Bret]
ウォール・ストリート・ジャーナル紙外公問題コラムニスト及び論説欄副編集長。ニューヨークで生まれメキシコで育つ。シカゴ大学(学士号)とロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(修士号)で学ぶ。エルサレム・ポスト紙編集主幹(2002~2004年)。2013年にピューリッツァー賞(論説部門)を受賞。家族と共にニューヨーク在住
藤原朝子[フジワラトモコ]
学習院女子大学非常勤講師。フォーリン・アフェアーズ日本語版、ロイター通信などで翻訳を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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