内容説明
こんな本がほしかった!大学生にも社会人にも必ず役立つ画期的な入門書!高校数学までの復習で数学と統計学の「繋がり」がわかる。「違い」もわかる。
目次
第1章 データを整理するための基礎知識(平均;割り算の2つの意味 ほか)
第2章 データを分析するための基礎知識(平方根;平方根の計算 ほか)
第3章 相関関係を調べるための数学(関数;1次関数 ほか)
第4章 バラバラのデータを分析するための数学(階乗;順列 ほか)
第5章 連続するデータを分析するための数学(「無限」の理解;極限 ほか)
著者等紹介
永野裕之[ナガノヒロユキ]
1974年東京生まれ。暁星高等学校を経て東京大学理学部地球惑星物理学科卒。同大学院宇宙科学研究所(現JAXA)中退。高校時代には数学オリンピックに出場したほか、広中平祐氏主催の「数理の翼セミナー」に東京都代表として参加。レストラン(オーベルジュ)経営、ウィーン国立音大(指揮科)への留学を経て、現在は個別指導塾・永野数学塾(大人の数学塾)の塾長を務める。週刊東洋経済では「数学に強い塾」として全国3校掲載の1つに選ばれた
岡田謙介[オカダケンスケ]
1981年北海道に生まれる。2004年東京大学教養学部卒業。2009年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了・博士(学術)。現在、専修大学人間科学部准教授。専攻は心理統計学・ベイズ統計学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まろにしも
14
★★★★★とても分かり易かった。統計学だけではなく、それを理解するための数学を丁寧に解説。読んでいるだけではもったいので、ノートを作って、一つ一つ式を理解しながら読み進めていくのは非常に楽しかった。2017/03/05
ブロッコ・リー
7
一回読んだ、手も動かした。自分が数学ができないのは、積み重ねとその関係性をロストするからだと今更ながらにわかった。単元が進むごとに、今迄の知識とこれからの説明がどのように関係しているのかフローチャートで丁寧に示してくれるので大変助かった。わかるということはこういうことなんだなと再確認。良書!2022/08/01
yutayonemoto
5
産まれて初めて数学の本を最初から最後まで問題を解きながら読んだ(読めた!)。各章の前半で中学〜高校レベルの数学を解説し、後半で統計学の説明へ移行していく。記載がものすごく丁寧。高校生の時、数学は好き嫌いの感情が起きないほど意味が分からなかった。けれど、この本で数学の面白さ、演繹の力強さというものが分かった気がする。技術として勉強していた統計学の基礎にはこういう数学があったのかと関心ばかり。各章も有機的につながっているので一気にやると全体の構成のいとも分かって良い。巻末に参考書籍があったので、3冊購入。2016/05/07
らっそ
3
1回読んだ(見た)だけで理解しようとは思わない。とりあえず最後まで目通し2020/05/05
とちぼん
2
前半はなるほど!と思えて嬉しかったけれど、後半は目が泳いでしまった。感覚的には何となく感じていることのような気がするけど、数式など具体的に突き詰めることが出来ない。やっぱりコテコテの文系頭。 また読むぞ。2024/02/22