出版社内容情報
創業80年、200人以上のホステスが在籍し、多くの客で賑わう「白いばら」は銀座にただ1軒残るキャバレー。多くの店が消えゆく中、なぜこの店だけが愛され続けるのか。そこには「変えない」ための様々な努力やサービスがあった。「白いばら」に50年間勤めた伝説の元店長が店の歴史を紐解きながら、その魅力を語る。
内容説明
創業80年!伝説の老舗キャバレー「白いばら」元店長がはじめて明かすお客さまのための創意工夫。
目次
第1章 白いばらは、今夜も元気に営業中
第2章 素人の接客でもお客さまに満足していただける理由
第3章 白いばらを支えてくれたお客さまたち
第4章 サービスは一刹那、一瞬の積み重ねが勝負
第5章 高級クラブには負けられないと走り続けた五〇年間
第6章 すべてはお客さまのために
著者等紹介
山崎征一郎[ヤマザキセイイチロウ]
1941年、東京・池袋生まれ。教師を目指していたが、19歳で白いばらに入店、50年間勤め上げた。白いばらを人気店に押し上げた名店長。2011年9月、退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スパシーバ@日日是決戦
95
[2015年] 1931年銀座で創業以来、今夜も元気に営業中の日本最古の正統派キャバレー。下は18歳から50歳過ぎまであらゆる年齢層やタイプのホステスが約250人在籍。それぞれの出身地の方言で接客。日中は別の仕事についている素人さんがほとんど。気になるのは料金ですが、2時間で15000円前後(チップはご辞退している)。客が楽しみ、店が儲かり、従業員も楽しく安定した収入を得られることで全員が幸せになれる。あと「ホステス心得13条」は、接客業に就いている方は是非とも見習っていただきたい!2016/07/02
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
3
地獄の訓練の記述が出てきたとこでどん引きした。2015/11/09
海戸 波斗
1
デパートのコンシェルジュをしてた人の回想録と被る。成功者の後出しじゃんけん、使い捨てのアルバイト女性の立場から見てしまうので、辛い。おっしゃることはよくわかりました。お帰りはそちらです。ぎゃっふん。2015/09/26
Katsuaki Mori
0
2017/09/11-2017/09/142017/09/14
Teruhiro Komatsu
0
つくづく商売の基本は業種を超えますなあ。以下引用【白いばらには 「面接美人 、席不美人 」という言葉があります 。面接の時に美人でいい子だったからと期待して入店させると 、ぜんぜん活躍しない女性が多いという意味です 。裏を返すと 、面接の時に全然かわいくなくて元気もない 、でも目力だけはあるという女性を 、ほかの黒服の反対意見を押し切って入店させてみると 、初めこそ苦戦しますが 、たちまち成績がアップしていくこともあります 】2015/09/20