内容説明
誰もが知っているあの大ヒット商品はいかにして生まれたのか?誰もが知りたいその秘密を、ナマの企画書と担当者の肉声から徹底解明!商品やサービスだけでなく、事業戦略から販促まで広範な企画書を満載。
目次
Jagabee「じゃがビー」(ポテトスナック菓子)
フィットカットカーブ(文房具)
ウィメンズパーク(Webサービス)
アクアクララ(飲料水の宅配ビジネス)
プラス糀(食品)
ピグチャンネル(インターネット動画配信サービス)
ポメラ(デジタル文具)
SHOT NOTE(デジアナ文具)
ルクエ(キッチン用品)
∞プチプチ(オモチャ)〔ほか〕
著者等紹介
戸田覚[トダサトル]
1963年東京生まれ。ビジネス書作家、コンサルタント。株式会社アバンギャルド、有限会社戸田覚事務所代表取締役。ハイテク、パソコン、成功する営業のコツ、新商品開発、新事業開発といったテーマを中心に、執筆、出版プロデュース、講演、コンサルティングに携わる。ビジネス誌、パソコン誌、情報関連雑誌をはじめとして多数の連載を抱える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
75
じゃがビーやポメラなどのヒット商品20件について、企業秘密とも言える企画書を掲載。特に面白かったのは、無限プチプチ、じゃがビー、フィットカットカーブ(はさみ)、HOTデシュラン(炊飯機能付き弁当箱)など。良くできた企画書は何らかの「驚き」があるものだなあと思った。それは、消費者の新しい切り口だったり、自社の隠れた強みであったり、商品そのものが持つ根源的な魅力であったり、ワクワクするような利用シーンであったり。逆に企画書がない東日本大震災直後の「消臭力」のCMの話も、担当者の熱い想いが伝わってきて良かった。2014/12/30
犬こ
22
食べるラー油、じゃがビー、消臭力などなど身近でお馴染みの製品の企画書紹介。10枚以内の企画書には、あらゆるマケデータ・手法が取り込まれ、やはり、あのやり方を使うところが多いんだな~と気づかされること多々。ちょっと前の本ですが、企画書のお手本としては、古くなく為になりました。2015/01/23
bluemint
11
手帳でも企画書でも実際に使っているものを見ることはとても参考になる。本当の社外秘をよく見せてくれたものだ。7年前の出版なので、サービスを停止した物や会社自体が無くなったものもある。パワポの枚数が重要なのではない。想いを共有してもらいたいという気持ちも大事。3分のプレゼン時間で7枚のシートだけでも十分な場合もある。ネットビジネスが広がり始めた時代を思い出した。2020/11/10
くらすけ
10
ジャガビーやサンシャイン水族館、消臭力のCMなどの誕生秘話を知ることができます。多くのヒット商品の計画が途中で頓挫しそうになりつつ、ヒットするストーリーは面白かったです。批判的に考えると気になる箇所ももちろんありますが、読み切りやすく、企画書を書く人だけでなく、成功したビジネスの事例を手速く知りたい人にもおすすめできます。2021/12/01
つはー
8
下手な企画提案営業セミナー聴くよりずっとタメになった。売れるものには必ず売れるための努力と根拠があると感じさせられる。早速実践していきたい。2015/02/24