内容説明
機能、美、クラフツマンシップ、使い勝手、お値打ち感…「ものづくり」に欠かせない核心的要素を網羅しつくり手のあらゆる努力を結集させる。なぜ性能を上げても売れないのか?ものづくりで一番大切なこと。スタンフォード大学で四半世紀続いた伝説の講義が今ここに。
目次
第1章 製品と品質―品質はどのように考えられてきたか
第2章 品質向上を妨げるもの―偏った狭い考えと慣習
第3章 パフォーマンス、コスト、価格―それは「お買い得」か
第4章 人になじむ製品―問われるヒューマンフィット
第5章 クラフツマンシップ―つくり手の喜び、使い手の喜び
第6章 製品、感情、欲求―好き?嫌い?それともつまらない?
第7章 美、エレガンス、洗練―経験によって得る見識
第8章 象徴性と文化的価値観―我々は何者なのか
第9章 地球という制約―製品が地球と人類に及ぼす影響
第10章 結論―本書で学んだこと、今後すべきこと
著者等紹介
アダムズ,ジェイムズ・L.[アダムズ,ジェイムズL.] [Adams,James L.]
スタンフォード大学機械工学部、経営科学工学部、科学・技術・社会プログラム名誉教授。カリフォルニア工科大学で理学士号、スタンフォード大学大学院で工学博士号を取得。一時期UCLAでアートを学び、米国空軍に勤務し、企業数社で設計や開発の仕事を経験後、博士課程を修了する。教職員としてスタンフォード大学に戻る前には、カリフォルニア州パサデナにあるJet Propulsion Laboratory(JPL:ジェット推進研究所)に勤務し、最初の月・金星・火星探査機の設計に携わる
石原薫[イシハラカオル]
国内メーカー、英系ブランディング会社、米系デザイン会社勤務を経て、ビジネス書等の翻訳や企業向けの翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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