厚労省が国民を危険にさらす―放射能汚染を広げた罪と責任

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厚労省が国民を危険にさらす―放射能汚染を広げた罪と責任

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478020838
  • NDC分類 493.19
  • Cコード C0031

内容説明

現役キャリア技官が告発。科学的根拠なき対策で発がんリスク増大。放射線被害、インフルエンザ、水俣病、薬害肝炎、薬害エイズなど、厚労省が繰り返す愚策を許すな。

目次

第1章 放射線の健康被害―わかっていること、いないこと(たかをくくっていた日本政府;「放射線は安全」という説は正しいか ほか)
第2章 誰のために安全基準があるのか(放射線の単位についておさらいしておこう;安全のための「基準値」とは何か ほか)
第3章 放射線規制値は絶対ではない(ホールボディカウンターは絶対ではない;「確定的」健康被害と「確率的」健康被害 ほか)
第4章 放射線だけではない!国の危機管理の甘さ(国家にとっての「危機」とは何か;誤った危機管理の方法(水際作戦;特攻隊) ほか)
第5章 「絶対安全」という宗教からの脱却に向けて(「科学的根拠」の欠落した危機管理政策;真の「専門家チーム」を結成せよ ほか)

著者等紹介

木村盛世[キムラモリヨ]
医師、厚生労働医系技官。筑波大学医学群卒業。米国ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院疫学部修士課程修了(MPH、公衆衛生学修士号)。優れた研究者に贈られる、ジョンズ・ホプキンス大学デルタオメガスカラーシップを受賞する。内科医として勤務後、公衆衛生の道へ。米国CDC(疾病予防管理センター)多施設研究プロジェクトコーディネイターを経て帰国。財団法人結核予防会に勤務。その後、厚生労働省入省。大臣官房統計情報部を経て、現在は厚労省検疫官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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手ぬぐいゲッター

2
日本は危機管理がとっても苦手なような気がします。日本は真摯に危機管理を学ばないといけないような気がします2012/05/24

ニライカナイ

1
「正義のミカタ」で最近ちょいちょい拝見し、歯に衣着せぬ発言をズバズバするのに惹かれ、著作を読んでみようと思い、図書館で借りてみた。厚労省(国家も)の危機管理の甘さを憂いでいる。p142に「わが国の危機管理の基本形は、①危機が何だかわからない②有事の作戦は水際作戦と特攻隊③うまくいかないときは、カミカゼを待つの3つに集約されるといえましょう。」とあるが、今回の新型コロナウイルスでも、厚労省(国家も)の危機管理の甘さが遺憾なく発揮されている! 8年も前に憂いでいたのに。この国の偉い人は学習しないんですね。2020/02/10

手ぬぐいゲッター

1
木村盛世さんのような人に、日本の危機管理できない病を治すようがんばって欲しいです。応援します。2012/10/13

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