内容説明
論理の構造化、演繹法と帰納法、因果関係、仮説と検証…論理思考のベストセラー定番テキスト。演習問題・事例・解説を刷新。
目次
クリティカル・シンキングの要素と考える基本姿勢
第1部 思考をまとめ、メッセージをつくる(大きな論理の構造をつくる;論理展開)
第2部 状況を分析する(現状を把握する;因果関係;仮説と検証)
第3部 ケーススタディ(総合演習)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yamaaki
11
★★★★★とても分かりやすく、ロジカルシンキングの教科書としておすすめ。物事を考える時、とくに家族との生活、子供の教育、仕事での問題解決、会議の進行、この本の目次をイメージすれば、生かせるはずた。この本から始めて、次は深く進めればよい。ただ、未だにクリティカルシンキングの明確な定義、ロジカルシンキングとの違いは理解できていない。2017/07/03
ゆういち
11
ただいまグロービスのクリティカルシンキング受講中です。会社の図書館で借りました。学んでいる事を、あらためて整理できました。思考方法には順序があり、より効率的に結論までたどり着けます。受講が終わってしばらくしたら、また読んでみて定着させたいと思います。2016/11/14
でじきち
10
全体感を持ってから仕事に取組む。ピラミッドストラクチャーで整理①イシューを定める②枠組を設定する③情報を解釈し、仮説抽出する(SoWhat)④仮説検証する(WhyTrue) ◆枠組は、イシューに応えるには要するにAとBとCさえ押さえていれば良いと言える項目◆イシューと枠組は問いの形式で記載◆イシューに関係ない仮説は不要。事実の実況中継も仮説でない。仮説に聞こえのよいビッグワードを使わない◆複数の事象からルールを帰納法で定め、そのルールを別の事象に当てはめて演繹法で結論を出す。事象の偏り、無意識の前提に注意2022/04/22
yoshi
9
約20年ぶりのリカレントな学びの機会を得てGMSのオンラインで、このクリシン科目に真剣に向き合ってみました。さすが思考力の科目であるだけに、基礎の基礎であり、さりとて「知ってることとできてることは違う」の最たるものであり、学びごたえがありました。学ぶことに関しては、恥ずかしがったり、斜に構えたりしている時間はないのだと実感しました。2022/07/13
トッポ64
9
クリティカルシンキングとは、問題の本質を捉え、分析を踏まえた効果的な解決策を考え立案するための論理的思考である。本書では様々なケースに演習形式で取り組むことにより、クリティカルシンキングが身につく。結局、問題の本質を見つけ出すには、ひたすら手を動かして自分の頭で徹底的に考えるしかない。当然のことだが、いかに普段から真剣に物事を考えてないかを痛感した。2017/05/11