部下育成の教科書

山田 直人/木越 智彰/本杉 健【著】

ダイヤモンド社（2012/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 243p／高さ 19cm
• 商品コード 9784478020449
• NDC分類 336.4
• Cコード C2034

内容説明

もう悩まない！新人、ベテラン両方に効く。仕事の適切な割り当て、タイミングの合った支援、公平な評価ができる、教え方・育て方の「ものさし」。年間受講者１５万人の実績をもつ企業人の成長モデル（トランジション・デザイン・モデル）。

目次

はじめに　言われたことしかやらない新人、中堅社員の伸び悩み、個人プレーが目立つベテラン社員ｅｔｃ．なぜ「部下育成」はうまくいかないのか
１章　「ものさし」を使って部下を育てる
２章　「変わり目」こそが部下育成のチャンス
３章　ステージ別に部下を育てる
４章　ステージ別育成をチームに取り入れる
５章　マネジャー自身の「この先」のステージ
付録　ステージ別チェックリスト

著者等紹介

山田直人［ヤマダナオヒト］
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ研究員。早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。新人・若手社員教育からマネジメント教育まで、多数の社会人向けトレーニングプログラム開発に従事。近年では、トランジション・デザイン・モデルの開発や、研修効果を高め受講者の職場実践を促進する研究およびサービス開発に携わる。人材育成学会論文発表「企業における役割転換の促進要因と転換内容に関する研究」

木越智彰［キコシトモアキ］
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ研究員。京都大学文学部人文学科卒業。ビジネス系出版社にて書籍の編集・企画業務に携わった後、リクルートマネジメントソリューションズに入社。新人・若手向けを中心とした研修サービスの開発および、中堅中小企業向け研修サービス「リクルートラーニングクラブ」のサービス立ち上げ、外国人従業員の受け入れ・定着支援に携わる

本杉健［モトスギタケシ］
株式会社リクルートマネジメントソリューションズマネジャー兼主任研究員。一橋大学社会学部卒業。専攻は組織論。自動車、電機、通信、鉄道、銀行などの業界の企業にＨＲＭソリューションサービスを提供してきた。従業員意識調査、３６０度フィードバックなどのアセスメント、企業バリュー浸透策、マネジメント研修の企画を経て現職。現在は、企業における役割転換の調査・研究に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yuki Watanabe]

★★★★★★ 自分は、リーディングプレーヤーへトランジションするために行動する。

2014/09/20

[tkokon]

【早速やってみる】部下が一つのレベルから次のレベルに行く「トランジション」という段階がある、という考え方が新鮮。言われてみれば。トランジションの入口を認識させ、トランジションに向き合わせる。そして、伸ばす行動・抑える行動を規定する。そしてトランジションが成功したところでの「出口」を意識させる。　今までうまく行っていたものから、次の段階へ。トランジションの考え方をもう少し取り入れてみよう。

2013/05/21

[An Atom]

一般社員を４段階、管理職を６段階に分けて層別に関わるべき内容をわかりやすく記述。図解もチェックリストも使える。

2013/06/13

[hideoku]

スターター、プレイヤー、メインプレイヤー、リーディングプレイヤーの４段階に分類して（「ものさし」という表現をしている）、それぞれに合わせた育成方法を適用する。至極当然であるけれども、的を射ていておもしろかった。

2012/06/14

[AG]

非常に良くまとまっていて分かり易い。実際にこれをベースに育成計画を立てて実践している。部下育成を考えている人におすすめ。

2013/04/28