ビジョナリーであるということ―慈悲とビジネスをむすんだ奇跡の組織アラヴィンドの物語

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ビジョナリーであるということ―慈悲とビジネスをむすんだ奇跡の組織アラヴィンドの物語

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  • サイズ B6判/ページ数 334p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478017654
  • NDC分類 498.16
  • Cコード C0030

内容説明

手術代が払えなければ無料でかまわない、派手なマーケティングはいっさいしない、にもかかわらず、35年間で3200万人以上を治療、手術件数400万以上の実績。ピーター・ドラッカー、ムハマド・ユヌス、Googleラリー・ペイジ、クリントン元大統領らも注目するアラヴィンドはいかにして“奇跡の組織”となりえたか?ハーバード・ビジネススクールで読み継がれる不朽のケーススタディ。

目次

第1部 5分間15ドルで治します―効率性と情熱(ハンバーガーと失明;無料でも十分でないというなら ほか)
第2部 仕事をすれば、お金はついてくる―持続可能性と無私の精神(眼科医になったのは偶然だった;やるべきことを、ただひたすらに ほか)
第3部 心をささげる―イノベーションと意識の変革(人類は進化の途上;内なる声に耳を澄ませて ほか)
第4部 競争相手を育てる―インドから世界へ(アラヴィンドを世界に複製する;キリマンジャロのように ほか)
第5部 聖人を引退するとき―変える勇気と高潔さ(世代交代の苦しみ;想いは受け継がれる ほか)

著者等紹介

メータ,パヴィスラ・K.[メータ,パヴィスラK.][Mehta,Pavithra K.]
ライター、映画監督。アラヴィンド一族。大おじであるドクターVの生涯と業績をたどったドキュメンタリー『Infinite Vision』が2004年のニューヨーク国際インディペンデント映画祭で最優秀国際ドキュメンタリー賞を受賞。視覚障害者に本を届ける世界最大のデジタル図書館などを運営するシリコンバレーの非営利団体ベネテックで、ボランティア活動の責任者も務めた。現在はアラヴィンド眼科財団の理事

シェノイ,スキトラ[シェノイ,スキトラ][Shenoy,Suchitra]
バングラデシュ大学とロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで学位を取得したのち、デロイト研究所、コロンビア大学ビジネススクール、スタンフォード大学デザインスクール(dスクール)、NGOのバングラデシュ地方開発委員会、国際コンサルティング企業モニターグループなどで研究活動を行う。現在は、貧困者も含むあらゆる所得層を対象とする包括的金融サービスの普及に取り組むほか、貧しい若者が有意義な職につく支援をするユース・フォー・ジョブズ財団の顧問も務める

矢羽野薫[ヤハノカオル]
会社勤務を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kubottar

7
普通の人間はビジョナリーにはなれない・・と自信喪失するくらい衝撃的な本。明確な目標を実現しようと進んでいくうち、人は聖人になるのだろうか。2013/04/14

まさかず

3
立派な理念をかかげる企業や活動家はたくさんいる。言葉を口に出すのは簡単。 だけどそれを本気で行動に移し、実際の活動に繋げることをちゃんとする難しさ。 大概の組織が理念と違う利益を追求してしまうという言葉に自分を律する厳しさを感じます2014/10/19

ふぇるけん

2
インドでは白内障で視力を失う人が非常に多いらしい。そんな人たちを救うべく、貧しい人には無料で治療をし、かつビジネスとしても成り立たせている稀有な企業がアラヴィンドである。この創立者であるドクターVとその一族の歴史をたどる物語。真剣に理念を持って取り組めば、世界を変える組織を作れるという自信が湧いてくる一冊。2014/11/10

He

2
ビジネス書で初めて感動した。原題はinfinite visionっていうのですが、その意味を読み終わったときには多くの人が理解することになると思った。たぶん家族の絆の話でもある・・・んじゃないかな!2013/02/22

tkokon

2
【刺さった!】インドの革新的な眼科医療組織「アラヴィンド」の話。グループ全体で年間約30万件の眼科手術を行い、貧困層には無料で手術を行いながらグループ全体では経済的に成り立っている。グループの医師の生産性(年間手術件数)は平均的眼科医の5倍。 「大半の組織は目的を掲げながら、いざ運営となると目的とは異なる収益を追いかけます。私たちが学んできた大きな教訓のひとつは、目的を追いかけなければならないということ。それを情熱の中心に据え、あらゆる次元で持続可能なシステムを築くのです。」創業者の言葉2012/12/11

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