半導体工場のすべて―設備・材料・プロセスから復活の処方箋まで

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半導体工場のすべて―設備・材料・プロセスから復活の処方箋まで

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  • サイズ A5判/ページ数 235p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784478017289
  • NDC分類 549.8
  • Cコード C2058

内容説明

半導体は先端技術製品であると同時に、それを作る半導体工場も先端的な技術やノウハウ、システムの凝縮された「優れた物づくりの場」でもある。「物づくり」の英知を継ぐ、日本の半導体を40年支えた第一人者による決定版。

目次

第1章 半導体工場の敷地内を歩いてみると
第2章 ICはこうして作られる
第3章 ICづくりを支える裏方プロセスを追う
第4章 原材料や機械・設備について知っておこう
第5章 検査でのミス発見法、出荷する方法
第6章 知られざる工場内の「御法渡・ルール」
第7章 働く人々のホンネ―工場は人でもっている!
第8章 知られざる半導体工場の秘密
終章 「日の丸半導体」復活に向けての処方箋

著者等紹介

菊地正典[キクチマサノリ]
1944年樺太生まれ。1968年東京大学工学部物理工学科を卒業。日本電気(株)に入社以来、一貫して半導体関係業務に従事。半導体デバイスとプロセスの開発と生産技術を経験後、同社半導体事業グループの統括部長、主席技師長を歴任。(社)日本半導体製造装置協会専務理事を経て、2007年8月から(株)半導体エネルギー研究所顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

40
「Mr.工場長」が紹介する「この世の宝」のすべて!部分的には分からないことが、たくさんありましたが、全体的には、読んで良かったと思います。なぜなら、半導体製品や工場も、もちろんそうですが、製造システムや近頃よく報じられている、半導体産業の凋落まで含めて、半導体には「国の富」が集積されていることが、よく分かったからです。半導体には原材料の選定、微小化技術、資源のリサイクル活用など「人間の知恵」が見事に結集されています。技術の粋が、この世の中に存在していることを知っただけでも、とてもトクした気分になれます。2013/01/26

Don2

14
半導体の仕組みや理論的背景の解説をする本は初心者向けから専門書までたくさんあるのだけれど、半導体工場やその中に入っている装置を詳述した本は実はあんまり多くない。本書は幅広い装置はもちろん、工場そのもの立地や建物の配置、使われる材料の内容や品質保証まで、詳細に解説されている。私の知る限り類書の見当たらない良書。なお、著者は44年樺太生まれの方とのことで、キャリアの長さから造詣が深く、かつ、読みやすい文章で素晴らしい。2022/01/03

でんがん

6
半導体の製造工程や工場の設備について網羅されていて勉強になった。日本の半導体メーカーは設計/製造の分業、すなわちファブレス/ファウンドリ化の世界的な潮流を読みきれず、全部自前にこだわったことが敗因なのか。日本の半導体産業の処方箋として挙げられていた万能メモリ(DRAMとフラッシュメモリの両方の性質を併せ持つ記憶装置)が大変興味深く、さらに調べてみようと思いました。2021/04/06

チャー

5
半導体メーカーに努めた著者が、複雑な製造工場の中身を紹介した本。PCやスマホの内部の主要な部品が作られる工程は、とても複雑で大量の操作が加えられている。数多くの企業の技術が組み合わさり、一つの製品を作り上げるプロセスを流れを追って詳しく知ることができ、大変興味深い。常に技術革新が行われ毎年新しいモデルのデバイスが発売されており、技術の進化の発展には目を見張る。詳細な個々の技術は理解しきれなかったが、半導体という製品の奥深さを改めて感じた。2020/07/30

Minyole

3
網羅的だけど教科書的でもなく、読み物としても面白いです。半導体工場の俯瞰図に稲荷神社がさりげなく書いてあるのにはクスっときました。機械や技術のことだけでなく、喫煙所のことや、交代勤務のシフト表まで出てきて、書いてないことは無いと言っても過言ではありません。半導体工場への愛を感じました。2016/07/05

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