内容説明
絵の数だけ人の数だけ秘密がある。見かたがある。美術館めぐりのおともに「画家のこの一枚が見られる美術館リスト」つき。
目次
人間として後輩から尊敬されたが画家としては憧れられなかった?コロー
農民、労働を尊いものとして画きつづけたミレー
投獄されても風刺をつづけたドーミエと二十八歳で戦死した色彩の天才バジール
自分の眼で見たものしか画かなかったリアリズムのクールベ
「印象派」のみならず現代絵画の父でもある天才マネ
一生「光」を追いつづけ、現代絵画への扉を開いた、印象派の先導者モネ
後に印象派とは訣別するが美しい、楽しい絵を画きつづけたルノワール
常に新しいスタイルを追ったピサロが最後に到達したところは―
画風は全く印象派ではなかったが史上最高の画家の一人だったドガ
死のその日まで貧困にあえいだシスレーの絵はなぜか明るい!
たった五年と短命だったが二十世紀にまで影響を残したラファエロ前派
象徴主義絵画の先駆者モローとシャヴァンヌは対照的画風だった
不幸な少年の心は閉ざされたが妻が一気に開花させた色彩のルドン生まれと死に場所が全く逆な象徴主義画家、セガンティーニとベックリン
これまで登場しなかった国々 ロシア、アメリカなどの画家達
著者等紹介
大橋巨泉[オオハシキョセン]
本名・大橋克巳。早稲田大学政治経済学部新聞学科中退。ジャズ評論家、テレビ構成作家を経て、テレビタレントに転身。『11PM』、『クイズダービー』、『世界まるごとHOWマッチ』などヒット番組を数多く手がけた。1990年、セミリタイアを宣言し、日本、カナダ、ニュージーランドなどに家を持ち、季節ごとに住み分ける「ひまわり生活」を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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