内容説明
二世代同居か、一人暮らしか、老人ホームか、快適な病院か。人生の主導権は最期まで自分が握る。青梅慶友病院創設者が語る老後の生きかた教則本。
目次
第1章 定年後に起きること(死ぬのも大変な時代;年をとるとこんなことに…;老後を誤らないためのこころ構え)
第2章 自分で出来るしあわせな晩年への備え(崩壊する日本的介護環境;老後への備え;老後の沙汰こそ金次第;在宅介護はどこまでやるか;しあわせな終の棲み家めざして)
第3章 自分の親のための施設をつくる(人生の方向転換;老人病院づくり;三十年間学んだこと)
第4章 認知症を恐れるのはむだ 対応次第で困難は軽減できる(認知症で何が悪い;認知症に歩調を合わせればいい)
最終章 最晩年を豊かに(人生こそは終わり良ければすべて良し)
著者等紹介
大塚宣夫[オオツカノブオ]
1942年岐阜県生まれ。1966年慶應義塾大学医学部卒業。翌年同大学医学部精神神経科学教室入室。1968年から1979年まで(財)井之頭病院で精神科医として勤務。その間、フランス政府給費留学生として2年間渡仏。1980年青梅慶友病院を開設し院長に。1988年には同病院を医療法人社団慶成会に変更し理事長に就任。2005年よみうりランド慶友病院を開設。2010年慶成会会長に就任。「老人の専門医療を考える会」前会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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