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ザ・ベロシティ―製造業・起死回生のシナリオ

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  • サイズ B6判/ページ数 525p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478012192
  • NDC分類 933
  • Cコード C0034

出版社内容情報


本当に絞るべきムダとは何か。どこに集中して、何を変えて、そして何に変えればいいのか。製造業・起死回生の戦略ベロシティ。

リーン生産方式、シックスシグマに、TOC(制約理論)を融合させ、すべてを改善して、無駄をすべて省くのではなく、会社全体のスループットを向上させ、会社の維持、成長に必要な収益拡大を実現できるような形で、集中的にリーンやシックスシグマを用いていく「ベロシティ」を提唱する。

内容説明

あえて「ムダ」は残せ。なぜ、ムダをそぎ落とし、バランスの取れたシステムが機能しないのか。なぜ、「過剰な」生産能力が重要なのか。本当に絞るべきムダとは何か。どこに集中して、何を変えて、そして何に変えればいいのか。21世紀版『ザ・ゴール』誕生。

目次

1 青天の霹靂
2 『ムダ』はすべての敵だ
3 それぞれの失意
4 緊急ミーティング
5 戻ってきたマーフィー
6 成長戦略

著者等紹介

ジェイコブ,ディー[ジェイコブ,ディー][Jacob,Dee]
AGIゴールドラット・インスティテュート代表。ベロシティ・アプローチ開発の主な提唱者として知られる

バーグランド,スーザン[バーグランド,スーザン][Bergland,Suzan]
AGIゴールドラット・インスティテュート北米グループ代表。TOC、リーン・シックスシグマ融合の主な開発者、エキスパート

コックス,ジェフ[コックス,ジェフ][Cox,Jeff]
ビジネス小説ライター

三本木亮[サンボンギリョウ]
1960年生まれ。早稲田大学商学部卒。米ブリガムヤング大学ビジネススクール卒、MBA取得。在日南アフリカ共和国総領事館、大和證券を経て1992年に渡米。ブリガムヤング大学ビジネススクール国際ビジネス教育センター講師を務めたのち、日米間の投資事業、提携事業にも数多く携わる。現在、日本TOC推進協議会顧問、ブリガムヤング大学ビジネススクール・グローバルマネジメントセンター准教授などを務める。米国ユタ州在住

久道雅基[ヒサミチマサキ]
大学卒業後、横浜ゴムで新製品開発に従事。JAIMS留学後、1990年住友ビジコン(現・日本総合研究所)入社。約20年間、業務、生産/サプライチェーン革新のコンサルティングに従事。2001年、米国AGIゴールドラット・インスティテュートとの業務提携を主導。グンゼ、住野工業等において、TOCによる革新プロジェクト実績が多数ある。10年、AGIゴールドラット・インスティテュート・ジャパンを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨクト

16
仕事用。LSS(リーン・シックスシグマ方式)とTOC(制約条件)を用いた工場収益向上のためのプロセス。最大目標は「生産システム、在庫管理における新たな強みやスピードを土台に、自社、顧客の為に、競争優位性を築く。」こと。2015/01/24

ジュール リブレ

9
たまに、仕事の本! TOC(制約理論)をカンバンJITとあわせたような筋書きを、アメリカのつぶれそうな会社の社長になったエイミーを主人公に、あとはサクセスストーリー。楽しく読めるので、このシリーズはま、いいのですが。2010/11/30

hiyu

5
会社全体のスループットの向上を目的にリーン生産方式、シックスシグマ及びTOCを融合させる。こううまくいくかという疑問がないわけではないが、それよりも冒頭の現状について共感というか、他人事ではないなと強く感じた。2022/03/22

KAKAPO

4
TOC(制約理論)総復習編。リーン・シックスシグマにTOCを融合させる!とあるので、リーン・シックスシグマも勉強できるのか?と思ったら、リーン・シックスシグマは、最後はTOCに服従する悪役?として使われた感じがしました。 リーン・シックスシグマを勉強したい人は、別の本を買いましょう… Velocityは、ザ・ゴール以来伝統?の痛快な物語が楽しめます。舞台は製造業なので、ザ・ゴールと重複する部分も少なくありませんが、理解を深めるために、ザ・ゴールから順番に物語を楽しみながら読んでいくことをおすすめします。2011/11/02

Kazuya

3
これまでのThe Goalシリーズと違う点を挙げるとするならば、登場人物たちがTOCを予め知ることなく、手探りの中で答を探していく流れにあるのだろう。が故に、リーンや6Σなど他の手法との違いや共通点が理解できる。相変わらず分厚い本だが、本シリーズの集大成とも言える網羅性をもっており、とても読み応えのある作品だ。182012/10/05

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