内容説明
「創造」だけじゃない、「決断」も「選択」もアイデアだ。2009年カンヌ国際広告祭メディア部門グランプリ受賞のアカウントプランナーが伝授する、成果を生むチーム思考の技術。
目次
第1章 何が会議をつまらなくしているのか?(「憂鬱な会議」にはワケがある;会議を「殺す」四つの元凶 ほか)
第2章 会議のゴールは「アイデア」である(すべての会議は「アイデア創出」を目指している;タイプ別・会議のアイデア創出法 ほか)
第3章 会議を変えるアイデア発想術(ファシリテーターに求められる行動とは;会議を活性化させる「仕切りを見せない仕切り」術 ほか)
第4章 アイデア脳のつくり方(実例編―アイデアは、すぐそこにも転がっている;実践編―毎日のトレーニングでアイデア脳に!)
著者等紹介
宇佐美清[ウサミキヨシ]
1950年生まれ。コピーライター、クリエイティブディレクター(エージー、博報堂、レオバーネット)を経て、1994年から戦略プランナー(JWトンプソン)になる。以来、幅広いカテゴリーでのブランディング(ブランドの確立)を手がける。代表的なものにネスレ「キットカット」の“受験キャンペーン”。トヨタ自動車、Nikonの各キャンペーンをはじめ、多くの地域ブランドや中小企業ブランドに関しても積極的にブランディングを担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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きむロワイヤル
2
すべての会議はアイディアであり、そうでない会議は必要ないので出来るだけやらないようにする。そうなると会議の基本はどれだけやわらかい発想が出来るかに掛かっている。だとすれば、この本は役に立つ。つまり、この本が役に立つようにするには、まず、会議の考え方を合わせないといけない。2013/12/16
nob
1
ファシリテーターが交通整理にとらわれすぎると、逆に参加者の気持ちをくじいてしまう。話を遮ったり、結論を急がせるのではなく、参加者の言葉にならない思いをくみ取り、納得行くまで意見を出し尽くす。線より点、キーワードに注目して拡げる。正しさより面白さがアイデアを生む。交通整理も大事だけど、ファシリテーターのは、参加者の気持ちを汲み取りながら、流れを遮ることなく議論をコントロールすることが必要、ということかな。2013/06/27
うめもも☆さくら
0
会議のタイプ別に書いているところなどイメージしやすいと思いました。『楽天的であることがアイデアを呼んでくる』と自分も云えるようになりたい。2013/03/10
はんぺん
0
すべての会議はアイデアを出すために存在する。「タイトルなし、見栄を張らない、リラックス、黙らない」。うーん、納得。2013/02/16
riehirai
0
うさみーん!!2010/04/12