「自分ごと」だと人は動く―情報がスルーされる時代のマーケティング

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「自分ごと」だと人は動く―情報がスルーされる時代のマーケティング

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478008720
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

内容説明

日々、膨大な情報に囲まれる生活者。メディアを通して流れる情報の99%はスルーされる時代です。では、選ばれる1%の情報とは何か。それは、生活者にとって『自分ごと』の情報です。選ばれた情報は、多くの伝達ツールをもった生活者によって、多くの人に伝播される。そう、社会を動かすカギは、『自分ごと』なのです。

目次

第1章 細分化する社会
第2章 タグ化する個人―人間とは「タグ」の集合である
第3章 99%の情報がスルーされる!?
第4章 コミュニケーションは「自分ごと」で成功する
第5章 「自分ごと」は社会を動かす
第6章 社会の主導権は誰が握るのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネクロス

13
大衆は分衆となり、今はもう網衆となった。これからの時代とは、いかに網衆へのWith Cを企業として出せるのか、広告の基軸になるのではないか。「uno SOCIAL BARBER」とか、「ちゃんとツイートを読み込んで、分析する」というものも網衆広告として面白いと思った。2016/05/16

ざっきー

3
【図書館】タイトルが気になったのでちょっと読んでみました。10年前の本でしたが、本質を突いているので、今読んでも納得できることが多い。2019/01/05

Humbaba

3
現在は情報の受け取り方が昔とは大きく異なっている.多くの情報はスルーされている状態になった.だからこそ,自分に関連することであると思わせて,自分から動くようにするべきである.2010/05/08

山崎ジョー吉@waii

2
博報堂DYグループエンゲージメント研究会が出版した2008年の本。mixiの話が何度も出てきて逆に新鮮だったり。 人間は一人一人の存在であって、それが他の人とネットワーク的につながっている状態のことを網衆(もうしゅう)と表現し、個人はタグ化。複数のタグを持つことで、いろんな人と繋がっていく。 反する言葉としてレッテルをあげている。レッテルはは一度貼られたら、なかなか剥がすことができないけど、タグは取ることもできる軽い札。また一人につき、何枚でも自由にぺたぺたと貼れるのが特徴。 2021/05/16

Mikio Kitayama

2
2009年の発刊なので事例は少々古くなっているが、本質的な内容は現時点では一層強まっている。分衆(label)→網衆(Tag)という変化で表すことができる。それは「自分ごと」であるかどうか。消費者個人にとってそう感じられる内容は勝手に拡散、シェアしてもらえるが、そうでなければ何をしてもスルーされる。これからのBtoCマーケティングには、データ分析に基づく左脳と感情面の右脳の双方が必要である。2017/12/09

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