目次
レオナルド・ダヴィンチ
ダヴィンチの「先生」ヤン・ファン・エイク
ルネサンスの創始者マザッチョ
破壊僧でも創造者だったリッピ
ルネサンスそのものだったボッティチェリ
史上最高の画家か?ラファエロ
ドイツ・ルネサンスのデューラー
初めて絵筆で「詩」を画いたジョルジョーネ
史上三名人の一人、ティツィアーノ
マニエリスムの画家たち
ティントレットとヴェネローゼ
五百年前にSFを画いたボス
フランドル・ルネサンスの巨人、ブリューゲル
すべてがギリシャ風、エル・グレコ
折衷か先駆者か?カラッチ一族
著者等紹介
大橋巨泉[オオハシキョセン]
本名・大橋克巳。早稲田大学政治経済学部新聞学科中退。ジャズ評論家、テレビ構成作家を経て、テレビタレントに転身。『11PM』、『クイズダービー』、『世界まるごとHOWマッチ』などヒット番組を数多く手がけた。1990年、セミリタイアを宣言し、日本、カナダ、ニュージーランドなどに家を持ち、季節ごとに住み分ける「ひまわり生活」を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しーふぉ
23
破戒僧とも呼ばれるリッピが恋したルクレツィアが綺麗に描かれていて、好きな気持ちが溢れ出ている。大橋巨泉さん、素人を自称しているがかなり勉強している。他の本も読みたい。2018/11/08
nizimasu
4
巨泉さんが65歳になってプラド美術館で美術に目覚めたというのは同じ経験をしたのでよくわかる。確かに、本物の絵画の圧倒的な力を体感してそこから、ひたすらに学んだのがこの本の成果だろう。ルネサンス期を代表ししかも本人が鑑賞した作品とその作家を取り上げていて、知らず知らずのうちに巨泉的鑑賞法が身に付いてしまう。さすがヒットメーカー。切り口も面白い2012/07/21
がんぞ
3
p34「少年時代の皇民化教育‥『中世』を理解できる。要するに‥教会が国家であり権力であった」/63「ボティチェリは豪華王の庇護のもと異教的シーンも描けたのがサボナローラ反動で焚書を余儀なくされた‥ボクの敗戦体験、180度価値転換して空虚と暗黒だった心中からも察せられる/94「ヴェネツィア‥7C〜18C共和国で‥総督を選ぶにも世襲を禁じるなど現在の日本より進歩的‥遠い祖国の未成熟な民主主義に思いを馳せて暗然たる気持になった」/あとがきに「2月3日、73歳でエイジシュート達成」とある。9年間に100館以上訪問2016/08/14
さかもっちゃん
0
面白いんだけど、シロウト的ではない。 シロウト的というなら、解説している絵はすべて掲載してほしいです。 文書だけで語られても絵がないとわからない。2012/03/01
くっきぃ
0
★★★+☆☆2009/01/08