内容説明
半導体からプリンター、クルマ、住宅業界まで、あらゆる製造現場がアタマを抱える「小さなホコリの大問題」を解決するベンチャーの技術が、いま、世界の製造現場を変えようとしている。トヨタが瞠目したスゴイ技術は、なぜ、どのようにして生まれたのか。
目次
序章 トヨタでの奇跡
第1章 トヨタはなぜ、トリンクを認めたのか?
第2章 16%の衝撃
第3章 TRINC誕生の軌跡
第4章 発明の原点は「顧客ニーズ」
第5章 ゼロからの営業
終章 ホコリが消えた!
著者等紹介
高柳真[タカヤナギマコト]
株式会社TRINC代表取締役社長。静電気・ホコリ対策協議会理事長。静岡県浜松市に生まれる。静岡大学工学部電気工学科卒業。静岡大学大学院修士課程修了。ヤマハ発動機株式会社、日星オプト株式会社社長を経て、TTT株式会社(現・TRINC)を創業。専門は電気工学、システムズエンジニアリング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とうゆ
10
今まで閉鎖的で競争が起きていなかった除電業界に目をつけ、従来の製品の性能を大きく上回る画期的な装置を作り出したTRINCの企業史。とにかく市場のニーズを見て製品を作るというのは、今の日本メーカに足りない精神なのではないかと思った。2014/05/03
まつ
0
静電気というものは厄介で、極端な話、静電気除去機を吹きかけて除去するはずなのに、空気摩擦によってあらたに電気を帯びてしまいます。 実際に導入するとなると金額が気になるところではあるが、機会があれば会社に提案してみたい。 参考 http://fa-ubon.jp/tech/001_bell51_26-30.html http://fa-ubon.jp/member/admin/tech_image/tech_078_pdf_Bell51_26-30.pdf
moru
0
内容は飛ばし読み。実績のある部分はじっくり読んだ。しかし、一体いくらなのか。2013/10/25
ひだまりさん
0
1252冊目。ホコリを完全に除去しなければならない職種では、静電気は大敵であった。そんな職種の人々のために、静電気を除去する機械を発明した著者。しかし、その効果を実証し、顧客に理解させるには沢山の壁があり…。愛と努力、そして涙のメカニカルストーリー。2019/04/29