増補版 製品開発力―自動車産業の「組織能力」と「競争力」の研究

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増補版 製品開発力―自動車産業の「組織能力」と「競争力」の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 455p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478001936
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0034

内容説明

自動車業界の世界的再編のいま、ものづくりの本質を探る―日経・経済図書文化賞を受賞した名著の増補版。

目次

21世紀の自動車産業と製品開発力
製品開発と新たな企業間競争
研究の基本的枠組み―情報の観点から
世界の自動車産業における競争
パフォーマンスの尺度―リードタイム・品質・生産性
製品開発のプロセス―製品コンセプトの創出から市場導入まで
プロジェクト戦略―複雑さへの対応
製造能力―隠れた優位性の源
問題解決サイクルの連携調整
リーダーシップと組織―重量級のプロダクト・マネジャー
効果的な製品開発のパターン―部分と全体
製品開発の将来―競争・ツール・優位性の要因
自動車産業を越えて―結論と展望

著者等紹介

藤本隆宏[フジモトタカヒロ]
1955年東京生まれ。1979年東京大学経済学部卒業後、三菱総合研究所に入社。1989年ハーバード大学ビジネススクールより博士号を取得。東京大学経済学部助教授、リヨン大学客員教授、ハーバード・ビジネススクール客員教授などを経て、1998年東京大学経済学部教授。2004年ものづくり経営研究センター長。おもな著書にThe Evolution of a Manufacturing System of Toyota,Oxford University Press(1999年、恩賜賞・日本学士院賞受賞)など多数

クラーク,キム・B.[クラーク,キムB.][Clark,Kim B.]
1974年ハーバード大学卒業。1978年経済学で博士号取得。長らくハーバード・ビジネススクールで教鞭をとり、前ハーバード・ビジネススクール学長。現在ブリガム・ヤング大学アイダホ校学長

田村明比古[タムラアキヒコ]
1980年東京大学法学部卒業。運輸省入省。米国コーネル大学経営学大学院にてMBA取得。在アメリカ合衆国日本国大使館参事官、総合政策局観光部旅行振興課長、港湾局港湾経済課長、航空局監理部総務課長などを経て、2008年7月より国土交通省大臣官房審議官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

人工知能

2
日米欧の自動車の製品開発を、製品統合力と生産性、TPQの観点で整理した学術書。TPQと一番相関が高かったのは外部との統合性で、いかに市場の顕在・潜在のニーズを拾うか、それを製品の開発にいかに一貫して入れていくか、が製品のクオリティに効くというのは納得感がある。そのためには重量級のマネジャーを選び、組織間の調整だけでなく、製品のコンセプトや販売方法まで含めて責任を持たせることで、外部内部ともに統合力が増し、ユーザーも認識できるほどの製品の一貫性を出す事が可能になる。2018/04/03

yu01

0
自動車産業では首尾一貫した製品開発が競争力の大きな要因になると主張。日本企業が競争優位性を持つのは、短いリードタイム、高い開発生産性があるから。その要因は、迅速かつ少しずつ戦略と承認図部品戦略、試作車製作サイクルと金型製作の速さ、部門間の緊密な連携調整と重量級(強い権限)のプロダクト・マネージャーの存在、でありその結果、製品の首尾一貫性も突出している、としている。生み出された知見もさることながら、「設計情報転写論」、問題解決サイクルとしての製品開発などの研究枠組みも斬新。実証研究の書としても一級品。2010/07/02

horada

0
****2024/04/09

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