やりとりの言語学―関係性思考がつなぐ記号・認知・文化

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やりとりの言語学―関係性思考がつなぐ記号・認知・文化

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  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784469213539
  • NDC分類 801.03
  • Cコード C3080

出版社内容情報

人間は相互行為の中に生きている。記号論の枠組みを活用し人間の「関係性」に焦点を当てることで、多くの学問領域の統合を目指す。

内容説明

人と人との相互行為はそもそもどのように成り立っており、それは人間社会の仕組みとどう関係しているのか。ラオスでのフィールドワークの成果を生かしつつ、記号論の枠組みを活用し「関係性」に焦点を当てることで、今日まで十分に接点が見出されていなかった記述言語学、会話分析、民族学、言語人類学、社会言語学、認知科学など多くの学問領域の統合をめざす野心的な試み。

目次

関係性のありかた
社会性
エンクロニー
記号現象
地位
ムーブ
認知
行為
行為主体性
非対称性
文化
文法
知識

著者等紹介

エンフィールド,N.J.[エンフィールド,N.J.] [Enfield,Nicholas James]
1966年オーストラリア、キャンベラ生まれ。メルボルン大学で言語学PhD取得。マックス・プランク心理言語研究所言語と認知部門上級研究員、ラドバウド大学言語研究所民族言語学教授を経て、2015年よりシドニー大学言語学科主任教授。研究分野は意味論、語用論、ジェスチャー、言語接触、記述言語学、統語論、記号論、言語人類学、民族言語学と幅広い。非西欧の言語現象に親和的なrelationship thinking,enchronyなどの新概念を提唱している

井出祥子[イデサチコ]
1939年台湾台北市生まれ。国際基督教大学大学院修士課程修了、日本女子大学名誉教授。国際語用論学会会長(2006‐2011)、社会言語科学会会長(2000‐2003)を務める。西欧の言語学、語用論理論の限界を補完する「解放的語用論」プロジェクトを主宰

横森大輔[ヨコモリダイスケ]
1981年静岡県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程指導認定退学。博士(人間・環境学)。現在、九州大学大学院言語文化研究院助教。専門は相互行為言語学

梶丸岳[カジマルガク]
1980年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程指導認定退学。博士(人間・環境学)。現在、京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター特別研究員。専門は人類学

木本幸憲[キモトユキノリ]
1986年京都府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程指導認定退学。現在、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科研究員。専門はフィールド言語学および認知言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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