小説を旅する 北海道

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小説を旅する 北海道

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434296680
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

北海道を舞台にした小説で楽しむ、北海道の風景、歴史、物語。読んでから、読みながら、旅してからも楽しめる。小説家の筆が描いたまち。書かれた時代と現在。土地の風土と作家の視座。「名作」の舞台は、その地を歩く者の眼前に何を立ちのぼらせるのだろうか。60作家、61作品掲載。全道の舞台地リスト付。

目次

札幌・小樽編(東直己『探偵はバーにいる』不夜城の迷?探偵;佐々木丸美『雪の断章』純白の雪への憧れ ほか)
道央編(高橋揆一郎『観音力疾走』没落した炭鉱町に漂う人間の情念;本庄陸男『石狩川』伊達邦直家臣たちの苦難の歴史を描く ほか)
道北編(倉本聰『風のガーデン』人が最後に望むものは;三浦綾子『氷点』人間の原罪を世に問いかける ほか)
道東編(若月彰『乳房よ永遠なれ』注目を浴びた女流歌人への取材ルポ;上西晴治『オコシップの遺品』民族差別と闘った反骨のアイヌ魂 ほか)
道南編(佐藤泰志『そこのみにて光輝く』死んで花実が咲いた作家;谷村志穂『尋ね人』たどり着いた先に ほか)

著者等紹介

合田一道[ゴウダイチドウ]
1934年、北海道空知郡上砂川町生まれ。北海道新聞社に入社し、事件を担当。在職中からノンフィクション作品を発表。退職後は札幌大学講師など。1994年より道新文化センターでノンフィクション作家の養成塾、一道塾を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。