「早春賦」をつくった吉丸一昌―我が祖父、その生き様を探る

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784434258404
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

名曲“早春賦”の作詞をはじめ、童謡・唱歌の夜明けとなる「尋常小学唱歌」や「新作唱歌」の編纂に尽力した吉丸一昌。一方で、生涯に渡った苦学生への支援や剣道家としての鍛錬など、その生き様は作詞家・国文学者・教育者という肩書にとどまらない。没後百余年経った今も歌い継がれる愛唱歌を生み出した吉丸一昌の人間像をこれまで知られていなかった数々のエピソードを交えひも解く。

目次

祖父・吉丸一昌との出会い
吉丸一昌を育んだ故郷・臼杵
文学の道を開いてくれた大分中学
青春を謳歌した熊本五高
剣道に目覚める
東京帝国大学入学
府立第三中学に奉職
少年よ大志をいだけ!
作曲家・北村季晴と仲間たち
エピソード
東京音楽学校
尋常小学校唱歌の誕生
新作唱歌
早春賦を愛でる人たち
一昌の終焉

著者等紹介

吉丸昌昭[ヨシマルマサアキ]
1940年、中国済南市生まれ。長野県大町高校、日本大学芸術学部映画学科卒業後、広告代理店を経て、日本映像記録センターでTVドキュメンタリー「すばらしい世界旅行」、「知られざる世界」の映像カメラマンを担当。昭和61年に株式会社ユニモトを創業。現在は祖父を顕彰する「吉丸一昌顕彰会」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。