活断層の誤解―地震を起こさなかった野島断層、その実像を検証する現場写真と図説“セカンドオピニオン”

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 98p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784434197611
  • NDC分類 454.4
  • Cコード C0044

内容説明

地震動はどこに、甚大・大被害を生じ、軽微・無被害は。場所ごとに大差が生まれるのは?―地震被害を軽減・防止するために―

目次

はじめに
1 誤解されたままの活断層
2 地震動のいたずら「なぎさ現場」―被害が集中するところ
3 野島断層保存館周辺と河野道信氏邸
4 小倉川から河野義男氏邸、井手本家墓地
5 山岳・岳陵麓付近の軟弱地盤では地震動被害は甚大
6 山岳麓付近の急斜面で被災―轟木集落奥
7 山岳麓の海岸では―江崎燈台下付近の「なぎさ現象」
8 震源に至近でも地震被害の少ない地盤とは
9 地盤と断層・地震動の関連は
おわりに

著者等紹介

服部仁[ハットリヒトシ]
1932年(昭和7)名古屋市生まれ。1957年名古屋大学大学院理学研究科(地球科学専攻)修士課程修了。1968年理学博士、1993年技術士登録(応用理学部門)。通商産業省工業技術院地質調査所の主任研究官・岩石地質課長・地質部長、国連職員・ユネスコ専門家(サウジアラビア王国大学院)、スリランカ政府顧問、鹿島技術研究所技術顧問、早稲田大学教育学部および日本大学文理学部の非常勤講師(地球科学・自然災害と人間・地下資源)、日本石材産業協会技術顧問を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。