産婦人科専門医が教えるはじめての性教育

仲 栄美子【著】

自由国民社（2021/12発売）

• サイズ 46判／ページ数 169p／高さ 19cm
• 商品コード 9784426127251
• NDC分類 367.9
• Cコード C0047

出版社内容情報

◆子を持つ親の必読書！
教科書にない【40の質問】に答えます

◇小中高生２万人に「性」と「生きること」を講演してきた産婦人科専門医が、実際に生徒から寄せられた「教科書に載っていない」リアルな40のギモンにやさしく答えます。
子を持つすべての親が知っておきたい、「自我の目覚め」「SEX」「妊娠」「多様な性」「性感染症」そして「生きる」ということ。

内容説明

教科書にない“４０の質問”。あなたは答えられますか？自我の目覚め、ＳＥＸ、妊娠、多様な性、感染症を正しく知る！

目次

１章　性教育って何を学ぶの？（中学生が持つ性のイメージは？；性について何に関心がある？　ほか）
２章　女子に多い質問（デリケートゾーンのにおい、色、毛について；月経が重い人ってどういう人？　ほか）
３章　性の多様性について（異性に興味がないのは変？；ＬＧＢＴの意味を教えて　ほか）
４章　性感染症について（性に関する病気について知りたい；毛じらみって何ですか？　ほか）
５章　性は「生きる」こと（異性の心を知りたい；大人が失敗した話を知りたい　ほか）

著者等紹介

仲栄美子［ナカエミコ］
産婦人科専門医。女性のヘルスケアアドバイザー。２００１年、埼玉医科大学卒業後、同大学総合医療センター産婦人科勤務。第一線で働くやりがいを感じていたが過労によるうつ病を発症し、２００８年より地元で唯一の産婦人科クリニックである現医院で働く両親のもとに戻った。主に産婦人科を中心とした地域医療に従事しており、今までに５０００人以上の出産に立ち会っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

ティーンズコーナーより。実際に性教育を小中高生に教えている医師による内容で、様々な疑問に丁寧に向き合って書かれています。私もそうですが、著者も（お母様が産婦人科医であっても！）全く性教育を受けずに育ったジェネレーション。私個人はそのせいでとても嫌な思いをしたので、娘には早いうちから様々な状況を想定して話をしてきましたが、やはり6年生になると性的な表現を知らない子をからかったりする子が出てくるようです。スマホでポルノを見ている子もいるんだとか。いやはや…。

2023/12/27

[りんふぁ]

小中高で性教育の講演をしている著者が、実際にあった質問をまとめて答えている。子どもたちの性への関心の変異や、どんなことに関心があるのかが勉強になった。性は心を生きると書く、という言葉がズンときた。

2022/03/23

[Ayaka_tmt]

性について、知っておくべきなのに教育現場で教えられなかった知識を得られた。 ただ性にまつわる知識を与えることにとどまらず、中学生の性に関する疑問に答えることによって、相手目線から考える視点を丁寧に指し示してくれた。 これから自分が性についてどう向き合っていくべきかについて考える引き出しが増えたとともに、著者自身の人生経験を踏まえ、自分とは異なる人との向き合い方・生き方も印象的だった。

2022/03/06

[mano]

★★★

2022/01/23