内容説明
仕事の進め方・休み方、意識づくり、チームワーク、改善。建設マンから学んだ、ミスを防ぐための仕事のコツ。
目次
第1章 ミスが起きやすい魔の時を知る
第2章 ミスの注意信号はこうしてキャッチせよ
第3章 ミスの芽を摘む仕事の進め方
第4章 ミスを防ぎ、成果を上げる意識づくり
第5章 ミスを防ぎ、成果を上げるチームワーク
第6章 ミスを防ぎ、成果を上げる改善のすすめ
第7章 ミスが起きても、成果に変えていく方法
著者等紹介
藤田尊子[フジタタカコ]
株式会社基陽代表取締役(建設用防災用具、安全工具、装具の企画製造)。1965年、大阪府生まれ。株式会社基陽を創業した両親の下に育つ。大学卒業後、証券会社勤務。その後、日本語教師(台湾~北京在住)を経て、2000年、株式会社基陽(建設用安全保護具の企画製造)へ入社。2014年、代表取締役に就任。株式会社基陽、主な受賞・認定歴:2014年兵庫県成長期待企業認定。2014年「グッドデザイン金賞」「グッドデザイン賞」W受賞。2014年中小企業庁「きらり企業セレクション未来の企業応援」認定。2017年内閣府主催「女性のチャレンジ賞」受賞。2018年「グッドデザイン賞」受賞。2018年「ホワイト企業大賞人間愛経営賞」受賞他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りらこ
23
ただミスはビジネスチャンス!成果に変えてこそあなたの仕事の幅が広がりますよ!って内容ではない。仕事をしていく上での本質を捉えた一冊。もし仕事のやり方や切り口に悩んでいたら、またマンネリ気味なのかどこか小さなミスをどこかしらで起きてしまいがちと感じていたら、もしあなたが人事担当で、人材育成にもっと何か違う目線が欲しければ、または新規プロジェクトで、走りが停滞しているようであれば、この本はあらゆる状況にある人たちにヒントや悩みの解決の扉を開ける一助になる。ホウレンソウ➕αの部分、あなたなら何を入れるだろうか。2019/11/05
タナカ電子出版
22
命綱を作っている女社長藤田尊子さんの経歴が面白いです☺️証券会社から台湾で日本語教師後、親の会社へ入社4年後に社長に就任。書かれている内容はミスを減らすことへの前向きな取り組み習慣、人間形成を主張しています✨私は失敗学の本が大好きでいくつか読んでいますが、この本は科学や統計的要素よりも人間形成を主に置いた信念本です🍀私はいつもビジネス本を読むときその本を3つに分類します。体験本 分析本 信念本。このは本は人間とはミスをするけどもそれを糧に成長すべきと主張する信念本です💕2019/12/19
Roko
8
"失敗しても改善したことは良いことと認める。" この本を書かれた藤田さんは、建設用防災用具、安全工具、装具の企画製造の会社の社長さんです。人命を守る器具を作ってらっしゃる方だからこその安全管理、そしてミスをなくすための努力は、オフィスワークにであっても応用の利く考え方だと思います。ぜひ、藤田さんのおっしゃる言葉に耳を傾けてください。"本日も、ご安全に!" NetGalleyJP2019/09/06
かー
1
ミスを具体的に防ぐ手法と言うより、マインドについて説く本だった。印象的なことは、仕事の基本とも言える「報告・連絡・相談」は当たり前だが出来ていないこと。情報共有とミスの防止からとても大切なこと。 そして、ミスを防ぐでは無く、よりよく仕事をしやすいために「プチ改善」をしていくことが大事だと説く。私も先日、プチ改善に繋がることが出来て、良かった。それによりチーム内での信用・信頼貯金を貯め、より働きやすい環境を作れる。 マインドに関することだったが、ミスを防ぐために上記のことにより気をつけていきたい。2021/09/18
男 直輝
0
ミスは“授かり物”として考え、成果に変えていく😆仕事の本質とは、仕事を志す事『志事』にし、人間力を上げていく❗ミスを防ぐ為には、日常の些細な不便、やりにくさ、困った、を見つけプチ改善していく😆(株)基陽でやっているKH体操なるものを一度体験してみたい😆🙋2021/02/26