目次
1 鎌倉と英国を結ぶヒトとモノの深い繋がり(鎌倉―英国アンティーク博物館 隈研吾;対談 過去と未来を繋ぐ建築)
2 BAM建築とは、最新技術を施した鎌倉彫のファサードによる木質化(土地の話;ファサードと鎌倉彫;家具職人の技術 ほか)
3 ようこそ、英国のアンティーク博物館「BAM鎌倉」へ(1st Floorヴィンテージフロア;Staircase階段;2nd Floorジョージアンルーム ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっと
21
鎌倉と英国、建築家の隈研吾さんにとってはどちらも縁のある地だった。彼の手がける建築はどれも惹かれるものがあるが、今回の博物館、表紙の写真の感じとあの段葛とがどんな感じで調和しているのか、観に行きたくなる。鎌倉彫を模したルーパーで覆われた外観、ロンドンキャブが入口で迎えてくれ、英国のアンティークで満たされた階段室と各階の展示を経て最後は鶴岡八幡宮の鳥居を掛け軸のイメージで切り取るかのような小窓からの風景を楽しむ。そんな一連の流れはちょっと体験してみたい、そんな気持ちを沸き立たせてくれる1冊だった。2024/01/06
ganesha
5
鶴岡八幡宮のすぐそばにオープンした英国アンティーク博物館の館長と設計者の対談、建物内外や周辺の写真をまとめた一冊。近代英国に関するコラムもあり、むずかしくなく、楽しく読了。2022/11/04
kaz
2
さすが隈研吾という建築。外壁に鎌倉彫のテイストがあらわれていて、興味深い。図書館の内容紹介は『鎌倉のメインストリートに誕生した英国アンティーク博物館「BAM鎌倉」。隈研吾のインタビューを通じて、鎌倉に英国アンティーク博物館を立てる意義を解説。BAM建築を構造面から説明し、フロアごとのテーマなども紹介』。 2023/02/11