アリストテレスの現象学的解釈・現象学的研究入門

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  • サイズ A5判/ページ数 224,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784423196472
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C3310

出版社内容情報

本書は、1921年から22年にかけての初期フライブルク大学冬学期の講義の記録である。本書の叙述は、「哲学とは何か」に始まって、その途上で「形式的告示」のような斬新な現象学的解釈学の方法を提出しつつ、俗流哲学理解や伝統的な哲学理解を破壊して有論としての哲学が依拠しそれをカテゴリー的に理解すべき当のもの即ち「事実的生」に関する記述と分析へと究極する。

目次

第1部 アリストテレスとアリストテレスの受容
第2部 哲学とは何か(定義の課題;了解状況を我がものとすること)
第3部 事実的生(生の根本諸カテゴリー;墜下)
付録1 前提
付録2 バラバラな紙片

著者等紹介

門脇俊介[カドワキシュンスケ]
1954年、北海道札幌市に生まれる。東京大学文学部哲学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了、山形大学人文学部講師、助教授をへて、現在、東京大学教養学部・大学院総合文化研究科教授。専攻は、現代哲学

バルドゥリアン,コンラート[バルドゥリアン,コンラート][Baldrian,Konrad]
1936年生まれ、2007年没。フライブルク大学にて、哲学、古典語を学ぶ。プラトン研究で学士号を取得。以後ギュムナジウム教員、教頭として、ラテン語、哲学、倫理学を教える。バーデン‐ヴュルテンベルク州ギュムナジウム倫理学教育委員会協力者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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