「知の再発見」双書<br> モン・サン・ミシェル―奇跡の巡礼地

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「知の再発見」双書
モン・サン・ミシェル―奇跡の巡礼地

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  • サイズ B6判/ページ数 166p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422212180
  • NDC分類 198.25
  • Cコード C0322

出版社内容情報

8世紀に建設され、増改築を繰り返したカトリックの聖地、モン・サン・ミシェル。その歴史と美麗な建築の全貌を明らかにする。

周囲の海の潮の干満によって、その姿とかもしだす雰囲気を変えるモン・サン・ミシェルは8世紀に建設され、今に至るまで増改築を繰り返した、カトリックの聖地である。しかし同時に百年戦争では要塞になり、フランス革命後は牢獄になるなど、波乱に富んだ歴史を刻んでいる。本書はこうした起伏の激しいモン・サン・ミシェルの歴史を中心に叙述し、貴重な図版によって今なお世界遺産としても人気を集めるその美しい姿を伝える。

第1章 奇跡の意味
第2章 修道士の時代
第3章 戦士,牢番,建築家
第4章 海の危険,陸の危険と向きあって

目次

第1章 奇跡の意味
第2章 修道士の時代
第3章 戦士、牢番、建築家
第4章 海の危険、陸の危険と向きあって
資料篇―海に浮かぶ小島の修道院

著者等紹介

ブリゲリ,ジャン=ポール[ブリゲリ,ジャンポール][Brighelli,Jean‐Paul]
フランス高等師範学校卒、現代文学教授資格者(アグレジェ)。モン・サン・ミシェルについては20年以上の研究歴があり、著作や論文を刊行しているほか、多くのシンポジウムに協力している

池上俊一[イケガミシュンイチ]
1956年愛知県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は西洋中世史。東京大学大学院人文科学研究科西洋史学専攻博士課程中退。86~88年フランス国立社会科学高等研究院に留学し、研究に従事する

岩澤雅利[イワサワマサトシ]
仏語翻訳家。東京外国語大学ロマンス系言語専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

財布にジャック

55
前にモンサンミシェルを訪れた時は、予備知識0だったせいで、なんだか観光地化していてあまり良い印象ではなかったのですが、再訪前にもう一度この地の歴史を見直してみようと思い読んでみました。ただの修道院ではなくて、牢獄だったなんて、あの参道のお土産屋さんをのんきに見て歩いている場合ではないですね。今回はいろいろ思いを馳せながらあのグルグルとした坂道を頑張って登っていこうと思いました。2014/04/02

翔(かける)

26
聖ミカエル信仰を調べる過程で手に取った本。大天使ミカエルからお告げを受けたというジャンヌ・ダルクの逸話が印象的でした。小さい頃読んだジャンヌ・ダルクの伝記漫画では、最期「イエスさま!」と叫んでいたけど、わかりやすく描き変えていたのかな?と首をひねったりもしました。モン・サン・ミシェルをめぐる歴史、地形、人々の暮らしなど、包括的にまとめられた本です。私は地形などにはあまり興味を惹かれず、歴史などは楽しく読めました。2019/06/19

yyrn

23
年間300万人が訪れるフランスの世界遺産、モン・サン・ミシェル。干満差が激しく険しい花崗岩の小島にこんな荘厳な修道院が建設されたのはなぜか?写真でしか知らなかったので読んでみたが、聖ミカエル伝承に始まり、708年に最初の礼拝堂が建設されて、イギリスとの百年戦争などで戦場と化した中世期を経て、政治犯の監獄として利用されるなど紆余曲折を辿りながらも増改築や修繕が繰り返され、ローマ・ビザンチン様式からロマネスクへ、さらにはゴチック様式が加わって独特の景観や雰囲気を醸し出しつつ現在に至る歴史を丁寧に教わった。2020/03/17

hanagon44

17
いつか訪れてみたいと思っているモン・サン・ミッシェルの成立の歴史と,建築・地家・自然環境の二つの面からまとめてある。中世末から19世紀後半まで監獄として使われていたということに驚いた。様々な建築様式が折り重なるように共存しているということ,その修復や保護策の試み,さらにモン・サン・ミッシェルの島らしさを取り戻るために行われている環境整備工事など多岐にわたって記されていて,歴史遺産を維持する苦労なども垣間見ることができた。より一層行ってみたいという気持ちが強くなった。2015/01/21

なつのふね

9
これは 津村記久子さんが書評の本に掲げ 絶賛されていたので 図書館で借りて読んだ。モンサンミッシェルの歴史、地理、建築の変遷、現在についてこと細かに 多くのカラー刷りの資料とともに説明している本。これを読めば この史跡についての全てが解るようになっている。残念ながら 私にはモンサンミッシェルに行く予定はないが もしいけるならこの本を熟読したら 旅の楽しみは倍増するだろう。モンサンミッシェルは 大天使ミカエルを祀った教会だけど 創建当時、このミカエルはケルト神様やギリシャ神アポロンと同一視されるとあり➡2018/06/30

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