出版社内容情報
【解説】
不朽の名作『星の王子さま』は人生への深い洞察が世界中の人に愛され、今も読み継がれている。しかしその想像力あふれる世界を真に理解するには、作者の数奇な人生を知らねばならない。民間航空機草創期の冒険的パイロットだった作者が、第2次世界大戦に従軍し、偵察飛行中に北アフリカ上空で消息を絶つまでの生涯を、作者最愛の妹の孫が肉親ならではの視点をまじえて書きおこした。サン=テグジュペリ生誕百年にふさわしい1冊。
目次
第1章 子どもの国の王子さま
第2章 南方郵便機
第3章 夜間飛行
第4章 人間の大地
第5章 戦う操縦士