出版社内容情報
小学生から大人まで、何度でも楽しめる「グリム」の名作12話
これまでの100年、この先の100年へ―「100年読み継がれる名作」シリーズ・第二弾。
「赤ずきん」「ラプンツェル」「おおかみと七ひきの子やぎ」「ブレ―メンの音楽隊」など
ドイツの伝承文学として、長く愛されているグリムの名作12話を収録した童話集。
子どもたちの豊かな感性を育む選りすぐりのメルヘンを、Naffyが美しく繊細に描きます。
巻末に<解説>と、<「グリム」文学の世界>を写真付きで掲載。
大判ソフトカバーで読みやすく、漢字はすべてふりがな付き。
小学生から大人まで、一生のうちに何度でも繰り返し味わえる一冊です。
内容説明
ドイツの伝承文学として、長く読み継がれているグリム童話。イマジネーション、ユーモア、残酷さ…。表情豊かな選りすぐりの昔話を集めました。「赤ずきん」「ラプンツェル」「ブレーメンの音楽隊」など、ここは、想像の森。心羽ばたくメルヘン12話。小学生から。
著者等紹介
北川幸比古[キタガワサチヒコ]
東京都生まれ。児童文学作家・詩人・翻訳家。1954年早稲田大学文学部国文科卒。60年代から児童SFを執筆、のち詩集の編纂を多く手掛ける。1983年、第1回新美南吉児童文学賞受賞。2004年没
Naffy[NAFFY]
イラストレーター・絵本作家。絵本や書籍の装画、童話の挿し絵、イベントのビジュアルなどを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
34
新刊コーナーより。子供のころより親しんでいた童話が、またすこしちがったバージョンで楽しめるありがたさ。静かなたたずまいの挿絵にうっとり。有名なお話ばかりですが、元のお話に忠実でていねいな訳なので、本格的だと感じました。娘さんと教え子はいばら姫を読んでディズニーのものと比較していました。2022/07/08
choconaut
1
宮沢賢治、新見南吉の同シリーズ読後、グリム童話へ。こちらは図書館で紙芝居の読み聞かせを聞いているよう。魔女や小人などちょっとした非日常感。情景や心情を細やかに描く日本童話に比べて、行動や事実を重点的に描いているように感じた。(私の読書量が少なく執筆された時代も異なるため、若干強引な比較ではある。)「いさましい仕立て屋さん」は意外な結末。飄々とした様子がなんだか王様らしくないなと思ってしまったが童話なのでご愛嬌。ドイツのクリスマスマーケット、また行きたいな。2024/01/22
コリー
1
グリム、所々怖いんだよね。最初は児童文学としてでなく、子供から大人まで楽しめるように、と作られていたからなのかしら。初版のグリム童話の挿し絵がまた別の兄弟が描いたらしく、画家か?ってくらいすっごい上手なんだよ。グリム兄弟凄い才能ある方々だったのね。2022/09/15
メカイケ
0
たまの童話で自分をリロード2022/09/04