東京古民家カフェ日和―時間を旅する４０軒

川口 葉子【著】

世界文化社（2019/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 143p／高さ 19cm
• 商品コード 9784418192090
• NDC分類 673.9
• Cコード C0026

出版社内容情報

庭が素敵なカフェ、はだしでくつろげるカフェ、縁側で日向ぼっこできるカフェ――
次はどの古民家カフェに会いに行こう。
変わりゆく街・東京で、今なお懐かしい姿をとどめる、古民家カフェの案内本です。

築50年以上の建物は、もとは民家や薬局、蕎麦屋、蔵、旅籠など。
かたちを変え、カフェとして愛されるまでの珠玉の物語を41軒紹介します。
カフェの雰囲気を伝える美しい写真は、眺めているだけでも心を癒してくれます。
古くは江戸から、昭和、平成、そして新時代へ――
東京の変化を見つめ、今も呼吸を続ける古民家たち。
その軒下で珈琲の香りを楽しみながら、建物の記憶をたどる旅へと出かけてみませんか。

内容説明

東京の路地裏で懐かしい空間に出会える。そんな奇跡に思いを馳せながら、くつろぎの一杯を。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぶんこ]

古民家好きなので楽しめました。東京東部住まいなので第一章のカフェは散歩がてらに寄れるので割愛。西部の府中「茶寮おもだか」あきる野「小机邸喫茶室安居」武蔵小金井「はけの森カフェ」は年に何回か行く方面なので、その時の楽しみが増えてワクワク。自由が丘「古桑庵」行きたい。写真もたくさんあって、メニューや最寄駅から連絡先も掲載されていて親切な本でした。

2020/11/28

[アイシャ]

写真を見ているだけで癒される。懐かしい昔の家を大切に綺麗に使用されているのがとても気持ちがいい。行ったことがあるお店が２軒。前を通っただけのお店が3軒。押上のSPICE CAFEは10年前に行って、その佇まいに驚かされた。タイムスリップしたような昭和の建物を実に美しく使われていた。カレーも美味しかった。つい最近娘が友人と行って、その建物に感動して帰ってきた。お話の中にいるようだと。オーナーのご両親が建てたアパートだったのだと分かった。SPICE CAFEに行く手前に、お蕎麦屋さんの天真庵もある。

2022/08/25

[ann]

古民家カフェが人気。もちろん自分も好きなんだけど、最近は「いかにも奇を衒ったような」古民家カフェが増えてるように思う。でもそれでも行きたくなってしまうのが、昭和生まれのサガ。もちろん本書の中にも何軒か行ったことのあるカフェがあり、読んでみてまた何度でも足を運ぶつもりにもなる。区部の店舗も趣きが素敵なところばかり。あぁ行きたい😍

[ann]

以前読んだけどまた読みたくなって。写真がとても素敵。何軒か行ったことあるカフェがあるんだけど、また行きたい、1人でもいいし、誰かとでもいい。

2023/09/11

[シフォン]

東京の築50年以上の建物を転用、再生したカフェを紹介している。武相荘は美の巨人でも紹介されていて、一度行ってみたいと思っている。日頃の行動範囲にあるカヤバ珈琲、竹むら、藤香想、行ってみたい。小机邸喫茶室のうさぎの「鏝絵」が素敵、繭蔵の大谷石と漆喰の壁は残してほしい、はけの森カフェと美術館気になる。魅力的な古い建物も時代の流れの中で取り壊されてしまう。いろいろな古民家がカフェなどの人が集まる場所として残る時代になってくれるといいですね。

2020/10/17