出版社内容情報
1980年代瀕死の状態にあったスイス機械式時計産業を、見事V字復活させたスウォッチグループ。その奇跡の経営戦略を描く。
1980年代瀕死の状態にあったスイス機械式時計産業を、見事V字復活させたスウォッチグループ。その奇跡の経営戦略を描いたスイス原書の日本語版。
内容説明
オメガ、ブレゲ、ロンジン、ブランパン…1970年代のクオーツショックにより壊滅状態となったスイス名門時計産業を、“奇跡の復活戦略”で見事よみがえらせたスウォッチグループのラグジュアリー・ビジネス・ヒストリー。
目次
1章 はじめに
2章 時計製造の危機(1975~1985年)
3章 スウォッチグループの創生と「スウォッチ伝説」
4章 生産システムの合理化とグローバル化(1985~1998年)
5章 新マーケティング戦略(1985~1995年)
6章 ラグジュアリーへの大幅な移行(1995年以降)
7章 オメガの選択
8章 中国:新しい黄金郷
9章 スウォッチグループの競合相手
10章 結論
著者等紹介
ドンゼ,ピエール=イヴ[ドンゼ,ピエールイヴ] [Donz´e,Pierre‐Yves]
1973年ラ・ショー=ド=フォン(スイス)生まれ。ヌーシャテル州立大学(スイス)人文学博士(歴史学)、2012年4月より京都大学・白眉センター・特定准教授、経済史・経営史専攻。技術移転論、比較産業史、グローバル時計産業史、医療システムの経済史を研究
長沢伸也[ナガサワシンヤ]
早稲田大学ラグジュアリーブランディング研究所所長/早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程商学専攻。マーケティング・国際ビジネス専修・専門職学位課程ビジネス専攻(早稲田大学ビジネススクール)教授、MBAラグジュアリーブランディング系モジュール責任者/工学博士。わが国で数少ないラグジュアリーブランディング研究者として国際的にも評価が高く、ラグジュアリー分野の国際学術誌2誌の編集にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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